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日本代表

「先発の座は保証されていない」練習再開の古橋亨梧がセルティック2季目に突入! 専門メディアが大きな期待とともに新シーズンを展望

THE DIGEST編集部

2022.07.05

セルティックで2シーズン目を迎える古橋に、地元メディアも期待を寄せる。果たして、今季もサポーターを納得させる活躍を見せられるか。(C) Getty Images

セルティックで2シーズン目を迎える古橋に、地元メディアも期待を寄せる。果たして、今季もサポーターを納得させる活躍を見せられるか。(C) Getty Images

 昨季、英国の地で躍動した日本代表アタッカーが、新シーズンへ向けて動き出した。

 セルティックの古橋亨梧は日本でのオフを終え、チームの本拠地であるスコットランド・グラスゴーに戻り、練習に参加した様子を自身のSNSに投稿した。ファンへのメッセージやシーズンへの意気込みの他、練習中のにこやかな表情も映し出されている。
 

 昨季は、リーグ開幕直前の7月30日にクラブと正式契約を交わし、第1節のハーツ戦より途中出場を果たしている。以降はスタメンに定着し、リーグ戦やヨーロッパリーグを戦い、立て続けにゴールも記録、スコットランド国内で一気に存在感を示すことになった。

 しかし、慌ただしくシーズン序盤を駆け抜けたこともあり、12月には膝を故障、長期にわたる欠場を余儀なくされた。4月に復帰すると、再び前線の軸として活躍し、リーグ制覇に貢献。センセーショナルな活躍、およそ4か月に及ぶ負傷離脱など、激動とも言える欧州1年目を過ごした。

 そして、スコットランド・リーグ2シーズン目の開幕へ向け始動した日本人アタッカーに対し、現地メディアからも大きな期待が寄せられている。

 専門サイト『67 HAIL HAIL』では古橋の投稿に対し「数週間の日本滞在の後、27歳はスコットランドに戻ってきた」と反応、続けて「セルティックのスターは、5月以来、2022‐23年の開幕に向けて、チームメイトの中に戻ってきたことを喜んでいるようだ」と、クラブでの様子を伝えている。

 また「忘れがちなことだが、キョウゴは昨夏のシーズン直前に加入している。つまり、アンジェ・ポステコグルー監督のもとでの初のプレシーズンとなる。今季はさらにレベルアップが期待できるだろう」と綴った。

 同じく、スコットランド・メディア『CELTS ARE HERE』でも古橋の練習再開について「セルティックでの戦いに挑むキョウゴ」と銘打たれた記事を配信。その中で「新シーズンに向けて、キョウゴの先発の座は保証されていない。開幕戦のアバディーン戦で先発の座を勝ち取るため、プレシーズンを通して輝きを放ちたいと考えている」と、古橋が新たに迎えるシーズンを展望した。

 セルティックはここからオーストリアへと渡り、トレーニングや地元クラブとのプレシーズンマッチを行ない、8月の開幕に備える。リーグ連覇や、チャンピオンズ・リーグ出場、さらにワールドカップと話題が豊富な今シーズン、1年を通してピッチ上で躍動する古橋の姿が観られることを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
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