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日本代表

PSV戦で鳴りを潜めた南野拓実に単独最低点も…現地メディアは酷評、ファンからは厳しい声「彼にとって忘れるべき試合」

THE DIGEST編集部

2022.08.11

CL予選準決勝のPSV戦は苦杯。南野も大きなアピールはできなかった。(C) Getty Images

CL予選準決勝のPSV戦は苦杯。南野も大きなアピールはできなかった。(C) Getty Images

 現地時間8月9日、チャンピオンズ・リーグ(CL)予選準決勝のセカンドレグが行なわれ、モナコは2-3でPSVに敗北。合計スコア3-4で敗退となり、ヨーロッパリーグに回ることとなった。

 ホームでの初戦を1-1で終えていたモナコは、敵地フィリップス・シュタディオンでのリターンマッチでも先制を許したものの、ギジェルモ・マリパン、ウィサム・ベン・ヤーデルのゴールで70分までに逆転。勝ち抜けに向けて望みが大きくなったが、89分に追いつかれると、延長戦では109分にルーク・デ・ヨングの決勝ゴールを許し、昨季(プレーオフ敗退)に続いてCLグループステージ出場権を取り逃がしている。

【動画】劇的な展開で決着! PSV対モナコ戦ハイライト
 スタッツではアウェーチームが大きく上回っており、フィリップ・クレマン監督は「真の勝者は我々だ」と強がったが、ファーストレグに続いてスタメン入りした南野拓実は68分にジェウソン・マルチンスと交代するまで、2列目右サイドのポジションで見せ場を作ることができず、個人のスタッツではシュートやキーパスは0、パス成功率は62%に止まり、ボールロストが16回を数えるなど、チームへの貢献はならなかった(データサイト『SofaScore』より)。

 現地メディアでの言及の少なさが、この試合での南野の存在感の薄さを物語っているとも言えるが、そんな中でモナコの専門サイト『Made in MONEGASQUE』は10点満点の採点で背番号18の日本人選手に「4」をつけた。ヴァンデルソンと同じこの採点は、チームにおいては、ケビン・フォラントの「3」に次ぐ悪さである。同じくクラブ専門サイトの『LA DIAGONALE』によれば、スポーツ紙『L’EQUIPE』は「2」、ニースの日刊紙『nice-matin』は「3」で、いずれも単独最低の評価だったという。

 その『LA DIAGONALE』は、全選手を評価した記事の中で、南野を「アレクサンドル・ゴロビン同様、南野にとっても忘れるべき試合である。彼は頻繁にボールに触ったわけではないが、それでも技術面で正確性に欠けていた。68分にマルチンスと交代したが、このポルトガル人FWは一転して活気のあるプレーを披露し、ベン・ヤーデルに決定的なクロスを送った他、守備のために帰陣する努力も厭わなかった」と評している。
 
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