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今季3アシスト目の前田大然に称賛の声が止まず! プレー時間に対する貢献度も評価「このアシスト数は驚異的」

THE DIGEST編集部

2022.08.23

前田が今季早くも3アシストをマーク。ハーツ戦では古橋のゴールをお膳立てした。(C) Getty Images

 日本人アタッカーの勢いが止まらない。

 開幕から4連勝を記録しているセルティックは、古橋亨梧、前田大然の両FWが存在感を発揮している。

【動画】前田大然がワントラップで相手DFを置き去り→右足の正確なクロスから古橋が先制(0分20秒~)! セルティックが4連勝を飾る
 古橋は現地時間21日に行われたハーツ戦で先制点となる今季3ゴール目を挙げ、チームの2対0での勝利に貢献。第2節から3試合連続でゴールとなり、ランキングでもリーグトップタイにその名が記されるなど、シーズン序盤より相手チームにとって大きな脅威となっている。

 そして、ハーツ戦での古橋のゴールは前田大然のアシストによって生まれている。13分、右サイドでボールを受けると相手ディフェンスと競り合いながらペナルティエリア内に侵入した前田は、体勢を崩しながらも右足でエリア中央へクロスを入れると、これに古橋が反応。ワンタッチで押し込みネットを揺らした。

 前節の2アシストに続き、ハーツ戦でも得点を呼び込むプレーを見せた前田。そして、この試合を含めたここまでの活躍については、複数の地元メディアが記事の中で高い評価を送っている。

 専門サイト『THE CELTIC STAR』では、「マエダのアシストは計画的かつ完璧に実行されたものだった」と銘打たれた記事を配信。その中で「マエダは明らかに低いクロスの練習をしており、試合でキョウゴがどこにいるのかを予測し、低いクロスでセルティックのストライカーをどこに見つけるかを前もって考えていたのである」として、試合前の練習通りのプレーだったと述べている。

同じくセルティックの情報を扱う『READ CELTIC』でも、「この試合で特筆すべきは、キョウゴの先制点をお膳立てしたダイゼン・マエダのアシストであろう」として、先制点を生んだ前田のクロスを評した。

 さらに「今シーズン、セルティックのリーグ戦4試合で3アシストを記録しているが、これは今季まだ90分を通して出場していないことを考えると、驚異的なアシスト数だ」と指摘し、前田の貢献度の高さを称えている。

 また同メディアはトピックの終わりに、前田の好調ぶりについて「アンジェ・ポステコグルーは、なぜリール・アバダではなくこの日本代表選手が先発出場しているのかと問われたら、アシストの数を挙げればよいのである」という一文で表現している。

 開幕から唯一、全勝を続けるセルティックは得点数もリーグ最多。その強力な攻撃陣を支える背番号38の持ち味はここからさらに発揮されるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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