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海外サッカー

ソシエダで初のフル出場も久保建英は「“見えない”存在だった」? 地元メディアの意見は二分! 「1」の評価も…

THE DIGEST編集部

2022.10.08

欧州リーグGS第3節で先発フル出場した久保建英。しかし、現地メディアは辛口評価が並んだ。(C) Getty Images

欧州リーグGS第3節で先発フル出場した久保建英。しかし、現地メディアは辛口評価が並んだ。(C) Getty Images

 現地時間10月6日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第3節が行なわれ、グループEではレアル・ソシエダ(スペイン)が2-0でモルドバのシェリフ・ティラスポリを下した。

【動画】久保建英がレアル・ソシエダで今季初のフル出場!チームは3連勝でグループ首位!
 ここまで2連勝を飾っているバスクのクラブは、敵地での一戦でも主導権を握り、幾つかのチャンスを創出。前半はゴールには至らなかったが、53分に相手ゴール前でボールを繋ぎ、アクレサンダー・セルロートが下げたボールをフリーのダビド・シルバがゴール左上隅へ強烈に突き刺して先制する。

 さらに61分にホームチームが累積警告での退場で数的不利を負った直後に、ペナルティーエリア右外のFKでブライス・メンデスが入れたボールにアリツ・エルストンドが頭で合わせて加点、3連勝を確実なものとした。

 快勝を飾ったこのアウェーマッチでも、日本代表の久保建英は2トップの一角としてスタメン入りを果たして、好パスで味方の惜しいシュートを引き出したり、先制点に繋がるパスワークにも絡んだりと、効果的なプレーを幾つか披露。そして今回は、ソシエダでは初となるフル出場を果たしている。
 
 しかし、マドリードのスポーツ紙『MARCA』の評価は、3点満点中でチーム最低タイの「1」と厳しく、「クボは左サイドから攻撃を仕掛けたが、成功しなかった」と記述。ライブ速報の記事の中でも、彼への言及がいつもより非常に少なかったことも、特筆すべきプレーが少なかったことの表われかもしれない。

 バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』も「目立たなかった」と低評価。「ほとんど“見えない”存在だった。ラ・レアルに加入して以来、最も乏しい内容のプレーだった。ライン間に姿を見せることなく、ボールを奪ってもシュートを打たなかった。ボールを失った後、奪い返すことにもっと熱心にならなければならない」と、寸評では苦言も呈されてしまっている。

 バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、10点満点の採点でやはり最低タイの「5」を与えたが、「前半、ソシエダが強さと速さを発揮していた中で、チームメイトは長くクボの姿を探すことになったが、彼がウイングにポジションを移すと、ベストチャンスを創出してみせた」と記述し、良い点も挙げた。

 そして、サッカー専門サイト『El Desmarque』は及第点の「6」。寸評では「積極的で、プレーにも多く関与した。他の試合のように輝くことはなかったが、常にチームを助けようという意思を示していた」と、こちらは終始ポジティブな内容となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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