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日本代表

「クボはソシエダで重要な役割を担っている」久保建英の好調ぶりに海外メディアも太鼓判!「自分を生かす理想的な状況を見つけた」と指摘

THE DIGEST編集部

2022.09.27

23日米国戦に先発出場した久保。所属するRソシエダでのプレーに現地メディアは高く評価している。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

23日米国戦に先発出場した久保。所属するRソシエダでのプレーに現地メディアは高く評価している。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 サッカー日本代表はドイツ遠征で今秋開幕のワールドカップに向けた最後の強化を図っている。ここにきて負傷者が続出し、最終選考にも大きな影響を及ぼしかねない状況であるものの、9月23日のアメリカ戦に出場した選手たちはそれぞれが自身の特徴を十分に発揮した。

 そしてこのアメリカ戦、中盤では久保建英がスタメンで起用された。久保は背番号11を背負い、左サイドの攻撃的なポジションに位置し、68分間のプレーで好機も演出している。

 これまでの代表活動でレギュラー定着までには至っていない久保だが、本大会を目前にしてのスタメン起用は、今季の所属クラブでの活躍が影響していることも間違いないだろう。

 そして、その所属するレアル・ソシエダでのここまでの働きを、特集記事の中で扱っているのが、国際ニュースメディア『VAVEL.com』だ。現地時間9月26日、「クボはラ・レアル(レアル・ソシエダ)で生まれ変わった」というトピックを配信。スペインでのこれまでの道のり、さらには現所属クラブでのパフォーマンスを大きく取り上げている。

 同メディアは「ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカでの2年間の安定したパフォーマンスを経て、この日本人選手は再びレアル・ソシエダで重要な役割を担っている」と、リーガでのこれまでのキャリアを記している。

【動画】日本が誇る至宝・久保建英のマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ時代のスーパープレー集
 さらに「この夏、ラ・レアルは彼を獲得する時が来たと理解し、その通りに彼のパスの50%を手に入れた。ここ数シーズンの成績から、すでにファンの間で疑念が持たれていたが、彼のクオリティを知っていたため、このオペレーションが良いものであることは最初から分かっていた」として、クラブが久保獲得に至るまでの経緯を綴った。

 その上で「最初の瞬間から監督のイマノル・アルグアシルの信頼を得ている。この日本人は、自分のサッカーを生かすための理想的な状況を見つけた。多くのエリアを自由に動き回ることができている」と指摘している。

 加えて、久保のプレーについて「リーガではすでに370分出場し、ゴールとアシストを記録している。クボがピッチ上で発信しているのは、数字とは別に、チームメイトと完璧に理解し合い、心地良く、さらに上を目指すという意識である」と、心身両面においての姿勢を称えている。

 様々な環境に身を置きながら、リーガでの戦いがすでに4シーズン目を迎えている久保健英。クラブで、そして代表でも、そのポテンシャルはさらに発揮されるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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