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日本代表

「今大会のシンボルだ」大一番直前にスペイン放送局が日本の“善行”を称賛!「彼らの風習には驚きを隠せない」【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.01

コスタリカ戦でも綺麗に清掃されたロッカールームが話題となった。カタールの地で見せる日本人の行ないは世界中から熱視線を向けられている。(C)Getty Images

コスタリカ戦でも綺麗に清掃されたロッカールームが話題となった。カタールの地で見せる日本人の行ないは世界中から熱視線を向けられている。(C)Getty Images

 現地時間12月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループE最終節で、日本代表は強豪スペイン代表と対決する。

 グループ首位に立つ難敵を相手に、決勝トーナメント進出を懸けた一戦に挑む森保ジャパン。文字通りの大一番を前にスペイン・メディアからは、今大会で見られた日本の“善行”にあらためて熱視線が注がれている。

 日本戦を目前に控えた現地時間11月30日、「日本代表の魔法:折り紙とは?」と銘打った特集を掲載したのが、スペインの放送局『laSexta』だ。先月23日のドイツ戦の勝利後に話題となった日本が使用したロッカールームを清掃していたという情報を写真とともに紹介したうえで、「彼らの振る舞いはW杯におけるシンボルの一つとなっている」と強調した。

 今大会は、熱戦の真裏で日本人サポーターたちによるスタジアム内のゴミ拾いや、先述のロッカールーム清掃などが、各国メディアから称賛の的となっている。とりわけ、強豪ドイツから歴史的勝利を手にした直後に、日本代表のスタッフたちが11羽の折り鶴と、アラビア語で「ありがとう」と記した感謝の手紙を綺麗なロッカールームに残して脚光を浴びた。
 
 そんな日本人に振る舞いを同局は「これまでのW杯で最もバイラルなものになった」と指摘。整理整頓されたロッカールームの様子には、「いまや世界中へと広がり、選手やサッカーファンを驚かせた」と回顧。さらに徹底された新型コロナ対策、代表選手の謙虚な姿勢などにも触れ、「日本の風習は、さまざまな点で驚きを隠せない」と絶賛した。

 無論、注目のグループリーグ最終節へ向けては、「カタールのピッチで好調な森保ジャパンには、気をつけなければならない」と警戒。記事の最後は、「彼らは16強に進出できるだろうか。それとも折り紙と綺麗にしたロッカールームで歴史に名を残すことになるのだろうか?」との言葉で結ばれている。

 日本時間では12月2日の午前4時にキックオフとなる日本vsスペイン。運命の一戦から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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