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「日本は決して諦めない」クロアチアの元J戦士が森保ジャパンを警戒! 話題の清掃活動にも言及「文化は尊重されるべきだ」【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.04

ドイツ、スペインを撃破した森保ジャパン。決勝T1回戦で強豪クロアチアと対戦する。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表取材)

 様々な波乱が巻き起こったグループステージも終わりを迎え、いよいよ決勝トーナメント1回戦が始まったカタール・ワールドカップ(W杯)。来る現地12月5日には、グループE組を首位通過した日本代表が史上初のベスト8を懸け、グループF組2位のクロアチア代表と対戦する。
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 そうしたなかで、現地時間12月2日にクロアチアメディア『index.hr』によると、2002年から04年までJリーグの名古屋グランパスに所属していたクロアチア出身のアンドレイ・パナディッチ氏が、この対戦カードを展望。今大会ドイツ、スペインにジャイアントキリングを成功させている森保ジャパンに対し、「アグレッシブで勢いがあり、スピードもある」と警戒を示した。

 同氏は快進撃を続けている今大会の日本の顔ぶれについて、「尊敬に値する選手たちだ」と絶賛のコメント。Jリーグでプレーした自身の経験を踏まえ、「彼らがどのようなトレーニングをしているかは大体知っている。彼らは非常にプロフェッショナルであり、粘り強くトレーニングしている」とその印象を語っている。
 
 さらに、「日本は決して諦めない。気をつける必要がある」と続けると、「クロアチアの方が優れたチームなのは、議論の余地がない」と自国の優位を予想。そのうえで、「ドイツ、スペインに起きたようなことは望んでいない。日本は執念で彼らを打ち負かした。日本の選手たちは限界を押し上げ、勇敢だった」とグループステージの内容を評している。

 また、今大会で話題となっている日本人サポーターのゴミ拾い活動にも見解を示したパナディッチ氏は、「皆さんに日本を訪れることをお勧めする」とコメント。「地下鉄、あるいは道ですれ違う日本人の振る舞いを見てほしい」と続け、「彼らは細かい所まで気を配る。彼らの文化は尊重されるべきだ」と主張した。

 日本時間では、12月6日午前0時からキックオフとなるクロアチア戦。果たして大一番に臨む日本は、前回大会で準優勝の強豪相手にどのような戦いを見せるのだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部

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