カタール・ワールドカップ（W杯）で、日本は大方の予想を覆して、優勝候補だったドイツ、スペインを撃破。グループステージ（E組）を首位で突破した。

　そして、熱戦が続く大会は、現地12月２日には決勝トーナメント進出の16チームが出揃った。快進撃の続く日本は、F組２位通過を決めた前回大会準優勝のクロアチアと戦う。この名勝負の予感が漂う両国のマッチアップに、英放送局『BBC』でサッカー解説を務める元イングランド代表のクリス・サットン氏は「90分終了時点で１対１の同点。そして延長戦の末に２-１で日本が勝利する」と大胆な予想を展開した。

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　同氏は「日本がグループステージを通過することは、ドイツが予選敗退となることも、私を含めて誰も予想していなかった」と森保ジャパンを称賛。そのうえで「私はブルーのサムライたちがここで終わりになるとは思わない。この試合は延長戦までもつれ込むはずだけど、日本が勝利するはずだ」と期待をもって語った。
  　そして「クロアチアにも巧みな戦術があり素敵な選手がいることも知っているので、少しロマンティックかもしれない」と口にしながらも、こう評した。

「日本は我々が思っている以上に優れたテクニックを持った選手が揃っているチームだ。今のところ断片的にしかプレーできていないけど、それで十分だと思う」

　今大会の前に日本対ドイツの「番狂わせ」を予想し、的中させたサットン氏。2006年ドイツ大会で勝敗予想で話題を集めたタコ「パウル」にちなみ「人間タコ」と世界のサッカーファンに称されている。

　またも日本はジャイアントキリング達成なるか。ちなみに同氏はブラジル対韓国は、２-０で「サッカー王国が勝ち上がる」と想定している。

構成●THE DIGEST編集部

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