先月20日の開幕から世界に小さくない娯楽を提供し続けてきたカタール・ワールドカップ。いよいよベスト4進出チームも出始めて最終盤を迎える中東初開催となった同大会だが、熱狂度は高まる一方だ。
ピッチ内での各国選手たちの奮闘もさることながら、今大会はピッチ外の話題も尽きない。そのなかで世界のサッカーファンを魅了した女性サポーターが話題を振りまき続けている。クロアチア人インフルエンサーのイヴァナ・ノールさんだ。
元ミス・クロアチアの肩書きを持つ彼女は、母国代表チームを後押しすべく毎試合観戦。国旗をあしらったド派手なコスチュームでスタンドから声援を送り、抜群のプロポーションを披露し続けている。
そんなノールさんが現地時間12月9日に行なわれたブラジルとの準々決勝後にSNSで公開した動画が話題となっている。この試合でもいつも通りの出で立ちで堂々とスタンドを闊歩した彼女は、PK戦の末にセレソンを打ち破ったクロアチア代表戦士たちに歓喜。自身のインスタグラムに「家に帰る時にでも踊ったらいいわ」という文言とともに、鳩を模した両脇を締めるような独特な踊りを見せたのだ。
もちろん、これはブラジルに向けられたものである。というのもセレソンは、4-1と快勝した韓国との決勝トーナメント1回戦で、ゴールを決めるたびにド派手なゴールセレブレーションを披露していた。
とりわけリシャルリソンが3点目を決めた際にはチッチ監督も交じって選手たちとともに「ピジョンダンス」と呼ばれる踊りを見せて物議を醸した。無論、一連の行為は韓国への敬意を欠くとして批判が殺到。チッチ監督は「批判は覚悟の上だ。これはブラジルの歴史であり、文化なんだ」と説明したが、これが火に油を注ぐ結果となって、ブラジルは逆風に晒されていたのである。
そうした背景があり、ノールさんはブラジルを逆に挑発したわけである。しかし、敗者を不必要に煽る行為でもあったために、ほどなくして“炎上”。英紙『The Sun』は「このワールドカップで最も知名度を上げたファンはブラジルを荒らした。彼女は母国が勝利すると、敗れた南米の雄を嘲笑った」と伝えている。
その言動が賛否両論を呼んでいるノールさん。アルゼンチンと対峙する準決勝にも来場するであろう彼女の振る舞いには、世界が熱視線を送りそうである。
構成●THE DIGEST編集部
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元ミス・クロアチアの肩書きを持つ彼女は、母国代表チームを後押しすべく毎試合観戦。国旗をあしらったド派手なコスチュームでスタンドから声援を送り、抜群のプロポーションを披露し続けている。
そんなノールさんが現地時間12月9日に行なわれたブラジルとの準々決勝後にSNSで公開した動画が話題となっている。この試合でもいつも通りの出で立ちで堂々とスタンドを闊歩した彼女は、PK戦の末にセレソンを打ち破ったクロアチア代表戦士たちに歓喜。自身のインスタグラムに「家に帰る時にでも踊ったらいいわ」という文言とともに、鳩を模した両脇を締めるような独特な踊りを見せたのだ。
もちろん、これはブラジルに向けられたものである。というのもセレソンは、4-1と快勝した韓国との決勝トーナメント1回戦で、ゴールを決めるたびにド派手なゴールセレブレーションを披露していた。
とりわけリシャルリソンが3点目を決めた際にはチッチ監督も交じって選手たちとともに「ピジョンダンス」と呼ばれる踊りを見せて物議を醸した。無論、一連の行為は韓国への敬意を欠くとして批判が殺到。チッチ監督は「批判は覚悟の上だ。これはブラジルの歴史であり、文化なんだ」と説明したが、これが火に油を注ぐ結果となって、ブラジルは逆風に晒されていたのである。
そうした背景があり、ノールさんはブラジルを逆に挑発したわけである。しかし、敗者を不必要に煽る行為でもあったために、ほどなくして“炎上”。英紙『The Sun』は「このワールドカップで最も知名度を上げたファンはブラジルを荒らした。彼女は母国が勝利すると、敗れた南米の雄を嘲笑った」と伝えている。
その言動が賛否両論を呼んでいるノールさん。アルゼンチンと対峙する準決勝にも来場するであろう彼女の振る舞いには、世界が熱視線を送りそうである。
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