専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
日本代表

「まるでメッシじゃないか!」久保建英の股抜きからのゴラッソに韓国メディアも感嘆!「さあ次はイ・ガンインとの決戦だ」

THE DIGEST編集部

2023.01.16

バスク・ダービーで今季3点目を決めた久保(奥)。好調を維持する。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

バスク・ダービーで今季3点目を決めた久保(奥)。好調を維持する。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 バスク・ダービーでの衝撃ゴラッソが話題をさらっている。

 現地1月14日、ラ・リーガ第17節でレアル・ソシエダは本拠地でアスレティック・ビルバオと対戦し、3-1の快勝を収めた。伝統のダービーで大車輪の活躍を見せたのが、日本代表MF久保建英である。

 序盤からセカンドトップのポジションで巧妙にボールを引き出してはチャンスを演出すると、1-0で迎えた37分、ダビド・シルバのパスを受けてファインゴールを決めてみせる。相手DFの股間を鮮やかに抜き、落ち着いて豪快にニアをぶち抜いた。さらに63分には3点目に繋がるPKを獲得するなど2得点に絡み、奮迅の働きを示したのだ。

 地元スペインのメディアでも賛辞が相次いだハイパフォーマンス。久保に熱視線を送る韓国のサッカー専門メディア『Footballist』も「久保がまるでメッシを彷彿とさせる鮮やかなゴール」と銘打ち、次のようにレポートしている。

「アスレティックとのバスク・ダービーでチームを勝利に導く最高の役割を担ったのが久保建英だ。キックオフ直後からアクティブな仕掛けで対戦相手を翻弄し、37分にはファンタスティックの一語に尽きる一発を決めた。シルバのパスを受けると相手DFの股間を抜いて、左足で冷静に蹴り込んだ。一連の流れるような動きはまさにメッシのようで、久保の素晴らしい技術から生まれたもの。彼は敵のファウルを誘ってチーム3点目となるPKももたらし、アスレティックを10人に追い込んだ」
 

 そして同メディアはスペイン紙『Marca』が久保に最高点の「3」を付けて「魔法のようなプレー」と評した記事も紹介。そのうえで、「久保は特大の仕事をした。さあ、次は注目のマジョルカ戦。イ・ガンインとの直接対決だ」と力を込めた。

 昨シーズンの久保がプレーしたマジョルカには、共にジュニア年代からスペインで切磋琢磨してきた友人のイ・ガンインが籍を置く。韓国におけるイ・ガンインはソン・フンミンに匹敵するほどの人気を誇るアイドルで、ラ・リーガでの彼の一挙手一投足は随時、大々的に報じられている。その影響で、同世代のライバルである久保の活躍も常に脚光を浴びているのだ。

 その試合とは、現地1月17日に行なわれるコパ・デル・レイのラウンド16(レアル・ソシエダのホームゲーム)。『Footballist』は「昨年10月のラ・リーガの対戦では、わずか数分のマッチアップだった。イ・ガンインが69分から登場し、久保は75分に退いたからだ」と伝え、次戦でのより長い時間での“競演”に期待を寄せた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】華麗な股抜きからのゴラッソ! 久保建英がユニホームを脱いで歓喜のパフォーマンス!

【関連記事】「少しクレイジーになりすぎた」久保建英、ゴラッソ直後に起きた“退場危険”の行為を反省「僕も興奮を味わいたいと思った」

【関連記事】「クボはなぜか居続けた」“退場だった”久保建英へのジャッジに宿敵の地元紙が恨み節「ルールを無視」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号