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「日本サッカーは成長してる」ゴラッソ炸裂の三笘薫の“コスパ”に英識者も脱帽! 異能の元英代表FWも驚く快進撃

THE DIGEST編集部

2023.01.22

レスター戦で鮮やかなゴールを突き刺した三笘。その圧巻のパフォーマンスに賛辞が鳴りやむ気配はない。(C)Getty Images

 日本人アタッカーの出色のパフォーマンスに世界が熱視線を注いでいる。

 現地1月21日に行なわれたプレミアリーグの第21節で、三笘薫が所属するブライトンはレスターとアウェーで対戦。2-2で引き分けた。

 88分にエバン・ファーガソンの同点弾で追いついた試合後にブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が「意味のある勝点1だ」と自軍を称えた一戦にあって、目に見える結果を残したのは、4-2-3-1の左サイドハーフで先発フル出場を果たした三笘だ。

 とりわけ話題となっているのは、27分の得点シーン。左サイドでボールを受けると、敵エリア付近で中へとカットインし、狙いすまして右足を一閃。鋭いミドルシュートをゴール右上隅に突き刺してみせた。

 日本代表MFのゴラッソには、さまざまな反響が相次いだ。そのなかで元イングランド代表FWのマイケル・オーウェン氏は「ハーランドが今シーズン最高の移籍なのは間違いない。しかし、260万ポンド(実際には300万ポンドとも)のミトマが、金銭的に最も価値のある契約でなければならないと私は思う」と自身のツイッターに投稿した。
 
 かつて"ワンダーボーイ"の異名で愛された異能の点取り屋による「三笘評」は瞬く間に広まり、議論を呼んだ。ただ、そのほとんどが日本代表MFに対する好意的な意見で、英紙『Mirror』は「確かにミトマは輝かしい1年を送っている」と同調し、「ハーランドは18試合で22ゴールを決めているが、別にも価値を持った選手はいる」と伝えた。

 21年8月に川崎から300万ポンド(約4億8000万円)で移籍してきた三笘。しかし、"安価"と言える金額でやってきた25歳の評価は右肩上がりだ。日々サッカー情報を発信するポッドキャスト『The Liquidator』のホストを務めているリアム・フリーマン氏は「今のミトマの価値であれば、彼はいくらになる?」という問いに自身のツイッターで次のように論じた。

「はっきりとは言えない。だけど、彼は絶対的な支配力を持ったフットボーラーだ。彼を見ても分かるけど、日本サッカーはますます成長している」

 コストパフォーマンスの高さがイングランドでも評価されている三笘。日進月歩で飛躍を続ける彼からますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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