"サッカーの本場"を25歳の日本人アタッカーが沸かせている。ブライトンに所属する日本代表MFの三笘薫だ。
現地1月29日に開催されたFAカップ4回戦のリバプール戦で、4-4-2の左サイドハーフで先発出場した三笘。試合後にロベルト・デ・ゼルビ監督が「ミスが多すぎた」と語ったように、ブライトンは苦戦を強いられていた。そんななかで後半アディショナルタイム2分に、背番号22が目の覚めるような一撃を放った。
ペルビス・エストゥピニャンの折り返しを敵エリア内で受けると、浮き球を冷静にトラップ。さらに空中でキックフェイントをする鮮やかなボールタッチで、眼前に立ちはだかったマーカーをいなすと、最後はアウトサイドでシュート。これで相手守護神アリソン・ベッカーの堅牢をこじ開けたのである。
文字通り値千金のゴラッソで殊勲者となった。異彩を放ち続ける三笘にはチームメイトも、称賛の言葉を贈っている。
試合後に英放送局『ITV』のフラッシュインタビューに応じたブライトンの主将ルイス・ダンクは「今日は決して内容的には良くなかった。でも、何とかして勝ち切れた。時にはこういう勝ち方も大事だ」と強調したうえで、「彼が僕らの味方でよかった」と三笘への想いを口にした。
「いや、本当に彼を追いかける側にいなくて良かったと思うよ(笑)。ミトマはどこからともなく表れたけど、本当にトッププレイヤーだと思う。彼がチームにいることは幸運だし、ここに居続けてくれることを願うよ」
地元出身のモダンなCBでもあるダンク。彼が漏らした「味方でよかった」というのは、守備者なりの"本音"だろう。
構成●THE DIGEST編集部
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ペルビス・エストゥピニャンの折り返しを敵エリア内で受けると、浮き球を冷静にトラップ。さらに空中でキックフェイントをする鮮やかなボールタッチで、眼前に立ちはだかったマーカーをいなすと、最後はアウトサイドでシュート。これで相手守護神アリソン・ベッカーの堅牢をこじ開けたのである。
文字通り値千金のゴラッソで殊勲者となった。異彩を放ち続ける三笘にはチームメイトも、称賛の言葉を贈っている。
試合後に英放送局『ITV』のフラッシュインタビューに応じたブライトンの主将ルイス・ダンクは「今日は決して内容的には良くなかった。でも、何とかして勝ち切れた。時にはこういう勝ち方も大事だ」と強調したうえで、「彼が僕らの味方でよかった」と三笘への想いを口にした。
「いや、本当に彼を追いかける側にいなくて良かったと思うよ(笑)。ミトマはどこからともなく表れたけど、本当にトッププレイヤーだと思う。彼がチームにいることは幸運だし、ここに居続けてくれることを願うよ」
地元出身のモダンなCBでもあるダンク。彼が漏らした「味方でよかった」というのは、守備者なりの"本音"だろう。
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