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海外サッカー

三笘薫のゴール期待値を凌駕する得点力はプレミア10傑入り!英専門メディアも注目する“凄まじい現状”「慰留する方法があるのか」

THE DIGEST編集部

2023.02.08

日進月歩で成長を続ける三笘。怒涛のゴールラッシュを続ける日本人アタッカーへの注目度が高まっている。(C)Getty Images

日進月歩で成長を続ける三笘。怒涛のゴールラッシュを続ける日本人アタッカーへの注目度が高まっている。(C)Getty Images

 カタール・ワールドカップ後のリーグ再開以降、ブライトンの三笘薫の勢いが止まらない。

 以前は持ち前の突破力とパス能力によるチャンスメイクが印象的だったものの、今ではフィニッシュにも積極的に絡み、多くの貴重なゴールを挙げ続けた結果、2月4日時点でプレミアリーグでは通算5得点に到達。公式戦では7得点と、アレクシス・マク・アリステルらと並んでチームのトップスコアラーに躍り出た。

 しかも、そのゴールの多くが非常に難易度の高いものであり、彼の評価や価値をさらに高めている。現在では、選手のプレーからゴール数の期待値を算出できるが、時に神懸かり的なプレーを見せる三笘の場合、この数値と実際の得点数には大きな開きが生じるものだ。実際、英国のサッカー専門サイト『Football365』が発表した数値差のランキングでも、彼は以下のようにトップ10入りを果たしている。
 
1位:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) 得点数25点/期待値16.9/差+8.1
2位:ジェームズ・マディソン(レスター) 8点/3.2点/+4.8
3位:ハリー・ケイン(トッテナム) 17点/12.8点/+4.2
4位:ミゲル・アルミロン(ニューカッスル) 9点/5.4点/+3.6
5位:ロドリゴ(リーズ) 10点/6.5得点/+3.5
6位:フィル・フォデン(マンC) 7点/3.7点/+3.3
7位:三笘 薫(ブライトン) 5点/1.9点/+3.1
8位:ロベルト・フィルミーノ(リバプール) 7点/4.2点/+2.8
9位:パスカル・グロス(ブライトン) 6点/3.3点/+2.7
9位:ガブリエウ・マルチネッリ(アーセナル) 7点/4.3点/+2.7

 寸評では、「ブライトンに、今夏以降もミトマを慰留する方法があるのか、何とも疑問である。6か月前には全く知られていなかったが、彼は本当に素晴らしい選手だ」と綴られている。これはまさに同メディアにとっても驚きの存在だということだろう。ちなみに、同じブライトンのFWダニー・ウェルベックは、期待値4.9点に対して実際の得点が1と、悪い方でのランキングのトップとなっている。
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