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“世界記録”となる偉業達成へ、セルティックの古橋亨梧がカップ戦決勝に出場濃厚! リーグ最終戦で負傷も「痛みは深刻ではない」

THE DIGEST編集部

2023.05.31

今季リーグ得点王に輝いた古橋。負傷が伝えれらていたが、カップ戦決勝への出場が濃厚のようだ。(C) Getty Images

 シーズンを沸かせたエースストライカーの出場は問題ないようだ。

 セルティックの古橋亨梧は現地時間5月27日のスコットランドリーグ最終節・アバディーン戦で2ゴールを記録し、27得点で初のリーグ得点王に輝いた。昨年のリーグ開幕直後からコンスタントに得点を重ね、リーグ連覇に大きく貢献。得点王の他、MVPやスコットランド協会最優秀選手にも選ばれるなど、大きな飛躍を遂げたシーズンを送った。
 

 2月にはリーグカップも手にしているセルティックが今季の締めくくりとして迎えるのが、現地6月4日に行なわれるスコティッシュカップ決勝だ。2部リーグのインヴァネスが対戦相手となるこのシーズン最後の公式戦はセルティックの国内タイトル三冠という偉業が懸かっている。

 その大一番を目前としながらも、ここまでチームを牽引してきた古橋亨梧が先日のアバディーン戦で負傷交代していたことが不安要素として伝えられていた。後半開始直後、相手のバックパスを追いかけた際、ゴールキーパーと接触し、苦悶の表情を浮かべピッチに倒れている。その後、プレー続行不可能と判断され、そのままピッチを去っており、数日後のカップファイナルへの出場を危ぶむ声も挙がっていた。

 だが、現地メディア『Football Insider』が29日、「セルティック、カップ決勝戦に向けたキョウゴの最新情報」との銘打ったトピックを配信。その中では「フルハシの怪我は足の痛みは、深刻なものではないとのことだ」と報じた。

 さらにトピックでは「これは、"世界記録"となる8度目の国内三冠を目指すセルティックとアンジェ・ポステコグルーにとっては嬉しいニュースだろう。セルティックは、ハンプデン・パークで2部のインヴァネス・カレドニアン・シッスルを倒せば、2022-23年のシーズンで3つ目のタイトルを獲得できる」と背番号8の出場とともに、偉業達成への期待も綴っている。

 また同メディアは「2021年にヴィッセル神戸から460万ポンドで移籍」「2021-22年は、初の欧州でのシーズンで33試合に出場、20ゴールを記録した」と昨季までの足跡も記し、パフォーマンスを称賛。加えて「好調の2シーズン目を過ごし、イングランドなどヨーロッパのクラブから注目を集めている」と現在の日本人ストライカーを取り巻く状況にも言及している。

 欧州2シーズン目の総決算となるタイトルを懸けた最後の一戦。万全のコンディションでピッチに立ち、ゴールの歓喜を呼び起こす古橋の姿が、このゲームでも必ずや見られるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
 【動画】リーグ得点王・古橋亨梧が最終戦でも2発!

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