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“3強”以外からは唯一! 久保建英、米メディア選定の今季ラ・リーガ「ベスト11」入り! さらに大手放送局からは「サブ」としての選出も

THE DIGEST編集部

2023.06.02

米国メディアによるラ・リーガのシーズンベスト11に選出された久保。(C)Getty Images

 今シーズン、レアル・ソシエダに完全移籍で加入し、その高い技術と積極性によって存在感を発揮した久保建英。右ウイング、またはトップ下や2トップの一角として出場した多くの試合で各方面から賛辞を贈られた彼は、ラ・リーガ第37節終了時点でキャリアハイの9得点・4アシストを記録し、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権獲得にも大きな貢献を果たした。

 イマノル・アルグアシル監督のチームにとって不可欠な存在となりつつあるだけでなく、ゴールを挙げた9試合でチームが満額の勝点27を獲得したこともあって、ソシエダのお守り的な存在にもなっている日本人アタッカーには、各国メディアが高評価を下している。英国、北米のスポーツを専門に扱っている米国大手サイト『The Athletic』もそのひとつで、以下のように今シーズンの「ラ・リーガ・ベスト11」を発表したが、久保もその一枠を締めた。

GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)
DF
ロナルド・アラウホ(バルセロナ)
エデル・ミリトン(レアル・マドリー)
アンドレアス・クリステンセン(バルセロナ)
アレックス・バルデ(バルセロナ)
MF
久保建英(レアル・ソシエダ)
フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)
ペドリ(バルセロナ)
FW
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)
ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)
ヴィニシウス・ジュニオ―ル(レアル・マドリー)
 
 バルセロナ、マドリー、アトレティコというラ・リーガの3強以外から唯一選ばれた選手ということで、久保は他メディアからも注目され、スペイン紙『MUNDO DEPORTIVO』の米国版は「シーズンに忘れられない足跡を残したソシエダのパフォーマーの中でも、攻撃の最後の部分で本当に優れたパフォーマンスを披露し、批評家に感銘を与えたタケ・クボは、『The Athletic』による今シーズンのベストイレブンでの居場所を確保した」と報じている。

 米国メディアでは、他にスポーツ専門チャンネル『ESPN』もラ・リーガの総括を行なっており、2人の記者の選定による「ベスト11&ワースト11」を発表。その中で久保は、サム・マースデン記者によるベスト11の「サブメンバー」として名を連ねている。

 複数メディアからシーズンを通しての活躍を認められた久保。早くも来シーズンのソシエダでのさらなる活躍が期待される一方で、イタリア・セリエA王者のナポリがイルビング・ロサーノの後釜候補として再び注目していると報じられているように、今後はさらに注目度が高まりそうだ。

構成●THE DIGEST

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