ベルギーリーグ・プレーオフ1の第6節(最終節)、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ対クラブ・ブルージュ戦が現地時間6月4日に行なわれ、試合終了間際に、クラブ・ブルージュのトップチームではこれが2試合目の出場となる本間至恩が貴重な同点ゴールを決めた。さらにその直後には決勝点もアシスト。対戦相手の優勝を阻止し、チームを勝利に導く大仕事をやってのけた。
昨シーズンより同クラブのセカンドチームでプレーし、トップ昇格が期待されていた本間は今シーズン終盤、プレーオフ1のヘンク戦でベルギー1部リーグにデビュー。そして最終戦となったユニオン・サン=ジロワーズ戦では88分にピッチに送り込まれると、そこから1ゴール・1アシストをマークし、3-1の勝利に大きく貢献した。89分まで1-0でリードしていたユニオン・サン=ジロワーズは、目前で優勝を逃す羽目となり、スタンドを埋めたファンとともに失意に暮れることとなった。
試合後、現地は値千金の同点ゴールを決めた日本人MFの話題で持ちきりで、ベルギーのスポーツサイト『sporza』は、「ユニオンのタイトル獲得の夢を打ち砕いた無名の日本人、シオン・ホンマとは何者か?」と銘打ったトピックを配信している。
同メディアは、「最終日のタイトル争いで重要な役割を果たした」と本間の活躍を評し、「ホンマは(ピッチに立ってから)76秒で同点ゴールを決め、その3分後、今度はノア・ラングの決勝ゴールをアシスト。ユニオンを完全に打ちのめした」と土壇場でのパフォーマンスを振り返った。90+10分にも追加点を挙げたクラブ・ブルージュは、ユニオン・サン=ジロワーズの優勝を阻止している。
トピックでは他にも、「彼は(チームメートの)ノア・ラングによく似ている。機敏で足が速く、1人、または複数のDFを倒すことに躊躇しない」とプレースタイルにも言及。
さらに、前所属であるアルビレックス新潟でのキャリアについて、「21ゴール・21アシストを記録し、クラブ・ブルージュのスカウトの目に留まった」と綴っており、また移籍後も「チャレンジャー・プロリーグで、ホンマはクラブの有望なレギュラーに急成長した。23試合に出場し、4ゴール・4アシストを記録している」とスタッツを紹介。その上で最終節の劇的な結末を以下のように表現し、記事を結んでいる。
「ユニオンが事実上のチャンピオンだったとき、ホンマは88分に交代選手として登場した。その5分後、彼はもう無名の日本人ではなく“ユニオンの拷問者”シオン・ホンマになっていた」
対戦相手への影響もさることながら、シーズン最後のゲームで確かな結果を残した本間は、来シーズン、新たなスタートラインに立つチャンスを自らの実力でしっかりと掴み取ってみせた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】本間至恩、ベルギー1部で初ゴール・初アシスト!
【動画】久保建英、約70mの高速ドリブルでサイドを切り裂く!
【動画】久保建英、2022ー2023シーズンの全ゴール
昨シーズンより同クラブのセカンドチームでプレーし、トップ昇格が期待されていた本間は今シーズン終盤、プレーオフ1のヘンク戦でベルギー1部リーグにデビュー。そして最終戦となったユニオン・サン=ジロワーズ戦では88分にピッチに送り込まれると、そこから1ゴール・1アシストをマークし、3-1の勝利に大きく貢献した。89分まで1-0でリードしていたユニオン・サン=ジロワーズは、目前で優勝を逃す羽目となり、スタンドを埋めたファンとともに失意に暮れることとなった。
試合後、現地は値千金の同点ゴールを決めた日本人MFの話題で持ちきりで、ベルギーのスポーツサイト『sporza』は、「ユニオンのタイトル獲得の夢を打ち砕いた無名の日本人、シオン・ホンマとは何者か?」と銘打ったトピックを配信している。
同メディアは、「最終日のタイトル争いで重要な役割を果たした」と本間の活躍を評し、「ホンマは(ピッチに立ってから)76秒で同点ゴールを決め、その3分後、今度はノア・ラングの決勝ゴールをアシスト。ユニオンを完全に打ちのめした」と土壇場でのパフォーマンスを振り返った。90+10分にも追加点を挙げたクラブ・ブルージュは、ユニオン・サン=ジロワーズの優勝を阻止している。
トピックでは他にも、「彼は(チームメートの)ノア・ラングによく似ている。機敏で足が速く、1人、または複数のDFを倒すことに躊躇しない」とプレースタイルにも言及。
さらに、前所属であるアルビレックス新潟でのキャリアについて、「21ゴール・21アシストを記録し、クラブ・ブルージュのスカウトの目に留まった」と綴っており、また移籍後も「チャレンジャー・プロリーグで、ホンマはクラブの有望なレギュラーに急成長した。23試合に出場し、4ゴール・4アシストを記録している」とスタッツを紹介。その上で最終節の劇的な結末を以下のように表現し、記事を結んでいる。
「ユニオンが事実上のチャンピオンだったとき、ホンマは88分に交代選手として登場した。その5分後、彼はもう無名の日本人ではなく“ユニオンの拷問者”シオン・ホンマになっていた」
対戦相手への影響もさることながら、シーズン最後のゲームで確かな結果を残した本間は、来シーズン、新たなスタートラインに立つチャンスを自らの実力でしっかりと掴み取ってみせた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】本間至恩、ベルギー1部で初ゴール・初アシスト!
【動画】久保建英、約70mの高速ドリブルでサイドを切り裂く!
【動画】久保建英、2022ー2023シーズンの全ゴール
関連記事
- 「日本人選手は熱狂の中でエンディングを迎えた」 久保建英、最終節は“ドリブル・モード”でマーカーを翻弄!! 現地メディアも絶賛のパフォーマンス!
- “3強”以外からは唯一! 久保建英、米メディア選定の今季ラ・リーガ「ベスト11」入り! さらに大手放送局からは「サブ」としての選出も
- 英紙がプレミア各チームの開幕前予想を答え合わせ! 驚きの大躍進ブライトンには「南海岸のチームの未来は非常に明るい」
- 「メッシを獲得するための準備か」MLSのインテル・マイアミが元バルセロナ監督に急接近!
- 「最も重要なサクセスストーリー」先制弾を挙げ“トレブル”達成に大貢献の古橋亨梧に現地メディアは最高評価!「欠点を見つけるのは難しい」