海外サッカー

「メガマネーでの移籍が噂されている」サウジクラブが旗手怜央の獲得レースに参戦と英報道!「クラブもノーと言うのは難しい」との見通しも

THE DIGEST編集部

2023.06.28

サウジアラビアのアル・イテハドから関心がもたれているという旗手。果たして、今夏の去就は? (C) Getty Images

 2022-23シーズン、スコットランド・リーグで大いに存在感を示し、日本代表にも復帰したセルティックの旗手怜央にとって、大きな転機となるのだろうか。英国内メディアでは旗手のアル・イテハド(サウジアラビア)への移籍が報じられている。

 2シーズンに渡って所属したセルティックで、今季はリーグ戦32試合に出場し、クラブタイトル獲得にも貢献。初めてチャンピオンズ・リーグのピッチにも立つなど、大きな飛躍を遂げた。今季までチームを率いたアンジェ・ポステコグルー監督のトッテナム指揮官就任に伴い、旗手も同クラブへの加入が囁かれたなか、突如としてサウジアラビアへの移籍の話題が降って湧いた格好だ。

【動画】今季、旗手怜央が躍動したアバディーン戦!
 英ニュースサイト『DailyRecord』が現地時間6月26日、公式サイト上で「レオ・ハタテは、サウジアラビアへのメガマネーでの移籍が噂されている」と銘打ったトピックを配信した。

 同メディアは、今回の情報がサウジアラビア国内の報道によるものとして「アル・イテハドが大金を投じてこのMFの獲得レースに加わったという」と伝えている。その上で「カリム・ベンゼマ、エンゴロ・カンテ、カリドゥ・クリバリ、ルベン・ネヴェスといった選手たちがクリスティアーノ・ロナウドに続き、石油が豊富な湾岸諸国に移籍している。そして今、彼らの富がスコットランド・サッカー界にも影響を与えようとしている」と昨今の欧州から同国へ移った大物の名前を並べた。

 また「アル・イテハドに関係するニュース・ネットワークは、ハタテがサウジアラビアのチームと"親密"であると伝えているが、現段階で実際に契約が成立しているかどうかは不明である」として、クラブと旗手の関係性にも触れており、さらに「セルティックのスター、レオ・ハタテはセルティックとの契約期間はまだ十分に残されているが、サウジアラビアのプロリーグのクラブにとっては、金銭的な問題はないようだ」と指摘。

 金銭面に関しては他にも「アル・イテハドにとって他の取引では金銭が何の障害にもなっていないことが証明されている」と記しながら、今後、交渉が進展となった際には「クラブも選手もノーと言うのは難しいかもしれない」と見通している。

 記事が伝えるように、潤沢な資金力を誇る中東・西アジアクラブにとって違約金などの支払いが、選手獲得の妨げとならないのは過去の例からも明らかだ。旗手は順調に実績を積み上げてきたこのタイミングでセルティックを、そして欧州を離れてしまうのか。25歳の決断が注目される。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】三苫薫、2022‐23シーズン公式戦ゴール集

【動画】R・ソシエダ加入1年目で大活躍!!久保建英の全ゴールをプレイバック

【動画】CL出場権獲得に大きく貢献!スペインで鮮烈な印象残した久保建英の1シーズンを振り返る!
NEXT
PAGE
【動画】今季、旗手怜央が躍動したアバディーン戦!