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ベティスが引退したホアキンの後釜に「ラ・マシア育ちのウインガー」を獲得へ。早ければ今週末にも正式発表

THE DIGEST編集部

2023.07.11

11歳で入団したバルセロナを退団することになったコジャド。(C)Getty Images

 ベティスが、バルセロナの下部組織出身で、過去2シーズンはレンタル先のグラナダとエルチェでプレーしたスペイン人MF、アレックス・コジャドの獲得に迫っている。現地10日、スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が報じた。

 同紙の報道によれば、コジャドは2024年6月まで残っているバルセロナとの契約を解除し、フリーでの移籍となる見込みで、契約期間は「4年+1年の延長オプション」で合意済みのようだ。また、将来の売却額の一部(30パーセント)がバルセロナに支払われるという。

 現在24歳のコジャドは、11歳のときにエスパニョールの下部組織からバルセロナに引き抜かれ、長くラ・マシアで育ってきた2列目を主戦場とするテクニカルなアタッカーだ。
 
 エルチェで過ごした昨シーズンは、怪我の影響もあり、公式戦出場17試合(1得点・1アシスト)に留まったものの、健康体を維持できれば、今月6日に2026年までの契約延長が発表されたマヌエル・ペレグリーニ監督の攻撃的なサッカーにも、スムーズに順応できるだろう。

 2列目全般でプレー可能だが、近年は右ウイングでプレーする機会が増えているだけに、ベティコ(ベティス・サポーターの愛称)のアイドル、ホアキン・サンチェスが現役を退いたばかりのチームでは、その後釜的な働きも期待されるはず。

 ドリブラーが愛される傾向にあるアンダルシアの地で、ラ・マシア仕込みの技巧を発揮できるか。正式発表は、今週末か来週になるとのことだ。

構成●THE DIGEST編集部

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