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バルサが18歳のブラジル代表FW獲得を正式発表! 7年契約でチームへの合流は2024年夏。同胞MFは「成功すると確信している」

THE DIGEST編集部

2023.07.12

2024-25シーズンからバルサでプレーすることが発表されたヴィトール・ロッキ。(C)Getty Images

 バルセロナが現地時間12日、かねてから合意が伝えられていた18歳のブラジル代表ストライカー、ヴィトール・ロッキを獲得したと発表した。契約期間は2024-25シーズンから2030-31シーズンまでの7年(6年+1年延長のオプション)で、2024年夏にチームに合流する。

 移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、移籍金は3000万ユーロ(約42億円)でボーナスが2600万ユーロ(約36億4000万円)。さらにバロンドールの投票で3位以内に入れば500万ユーロ(約7億円)がアトレチコPRに支払われるという。また、契約解除金は5億ユーロ(約700億円)に設定された模様だ。

 ロッキはパリSGやアトレティコ・マドリーらも狙っていた超逸材で、2021年にクルゼイロとプロ契約を締結。デビュー戦では、途中出場ながら当時のヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督によってわずか18分後に交代を告げられるという屈辱を味わったものの、そこから這い上がり、2022年4月に移籍したアトレチコPRでブレイクを遂げた。
 
 現行の2023年シーズンでは、公式戦30試合に出場し、15得点・6アシストを記録。今年3月に実施されたモロッコとの国際親善試合で、ブラジル代表にデビューしている。

「9番」タイプながらウイングとしてもプレーできる万能型で、172センチと小柄ながらも、強靭なフィジカルを武器に相手ゴールを強襲。南米では、元アルゼンチン代表FWのセルヒオ・アグエロと比較される点取り屋だ。

 自身もバルセロナで欧州デビューを飾ったアルトゥール(現ユベントス)は、スペイン紙『スポルト』のインタビューで「彼はまだ若いけど、偉大な個性を備えていて、すでに選手として高いレベルにある」と称賛。「バルサでも成功すると確信しているよ」とコメントしている。

構成●THE DIGEST編集部

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