サウジアラビアのオイルマネーが猛威を振るっている。2022年12月のクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)をはじめ、今夏にはカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)やエヌゴロ・カンテ(同)、マルセロ・ブロゾビッチ(アル・ナスル)、カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル)、ルベン・ネベス(同)、ロベルト・フィルミーノ(アル・アハリ)といった選手を次々と獲得しているのだ。
【動画】ザニオーロがフェネルバフチェ相手に会心の2発!
こうした流れに続きそうなのが、ガラタサライのイタリア代表FWニコロ・ザニオーロだ。伊紙『Gazzetta dello Sport』は7月12日、「サウジアラビアがザニオーロを求めている」と報道。「選手側が求める年俸3000万ユーロ(約42億円)の4年契約が認められれば、ザニオーロは中東へ。現在、ボールはサウジアラビアのクラブにある」と伝えた。
同紙によると、アプローチをかけているのはアル・ヒラル。クリバリやネベスを獲得し、さらにセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチも間もなく手にするクラブだ。「年俸2000~3000万ユーロを草案とした条件で交渉が進んでいる」状況で、アル・ヒラル側が年俸3000万ユーロの4年契約を了承すれば、話がまとまるという。
2月にローマを“脱出”したザニオーロはトルコのガラタサライに新天地を求めたが、イタリアへの復帰の可能性を否定していなかった。とりわけ幼少期から応援していたユベントスがお気に入りの移籍先候補だと同紙のインタビューで語っている。
そのユベントスは新戦力候補にザニオーロを挙げていながら、財政的な事情(既存戦力を売却して獲得資金を作らなければいけない)もあって、新戦力獲得のオペレーションが進んでいない。
ミリンコビッチ=サビッチも元々はユベントスのターゲットだった。資金を確保した後にラツィオのクラウディオ・ロティート会長との交渉に入る予定だったが、突然のオイルマネーの介入でそのプランは崩壊。ザニオーロのケースも同じ道を辿るとみられている。
同紙は、24歳のザニオーロがサウジアラビア行きを検討している状況を嘆いている。
「かつて、ロベルト・ドナドーニ(1999-2000シーズンにアル・イテハド)やセバスティアン・ジョビンコ(2019-21シーズンにアル・ヒラル)がサウジアラビアに移籍したが、いずれもキャリアの晩年だった。ところが、ザニオーロは24歳になったばかり。キャリアのピークがこれからの若い選手も、チャンピオンズリーグに出場できるクラブ(ガラタサライ)でもなく、心のクラブ(ユベントス)でもなく、サウジアラビアが憧れのリーグに映るのだろう」
構成●THE DIGEST編集部
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同紙によると、アプローチをかけているのはアル・ヒラル。クリバリやネベスを獲得し、さらにセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチも間もなく手にするクラブだ。「年俸2000~3000万ユーロを草案とした条件で交渉が進んでいる」状況で、アル・ヒラル側が年俸3000万ユーロの4年契約を了承すれば、話がまとまるという。
2月にローマを“脱出”したザニオーロはトルコのガラタサライに新天地を求めたが、イタリアへの復帰の可能性を否定していなかった。とりわけ幼少期から応援していたユベントスがお気に入りの移籍先候補だと同紙のインタビューで語っている。
そのユベントスは新戦力候補にザニオーロを挙げていながら、財政的な事情(既存戦力を売却して獲得資金を作らなければいけない)もあって、新戦力獲得のオペレーションが進んでいない。
ミリンコビッチ=サビッチも元々はユベントスのターゲットだった。資金を確保した後にラツィオのクラウディオ・ロティート会長との交渉に入る予定だったが、突然のオイルマネーの介入でそのプランは崩壊。ザニオーロのケースも同じ道を辿るとみられている。
同紙は、24歳のザニオーロがサウジアラビア行きを検討している状況を嘆いている。
「かつて、ロベルト・ドナドーニ(1999-2000シーズンにアル・イテハド)やセバスティアン・ジョビンコ(2019-21シーズンにアル・ヒラル)がサウジアラビアに移籍したが、いずれもキャリアの晩年だった。ところが、ザニオーロは24歳になったばかり。キャリアのピークがこれからの若い選手も、チャンピオンズリーグに出場できるクラブ(ガラタサライ)でもなく、心のクラブ(ユベントス)でもなく、サウジアラビアが憧れのリーグに映るのだろう」
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