ユベントスが主将レオナルド・ボヌッチに戦力外を告知した。伊紙『Gazzetta dello Sport』は７月13日、「ボヌッチがチームの構想から外れた。アメリカ・ツアーには参加しない」と報じた。

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「休暇中のボヌッチは、月曜日（７月17日）にコンティナッサ（ユベントスのトレーニング施設）に戻るが、チームの練習には加わらず、アメリカ・ツアーにも参加しない。契約をあと１年残しているが、もうユベントスのユニホームを着ることはないだろう」

　今夏にナポリから招聘したクリスティアーノ・ジュントリFD（フットボールディレクター）と、その下でサポート業務を行なうジョバンニ・マンナSD（スポーツディレクター）は、トスカーナで休暇中のボヌッチに会いに行き、チームの方針を告げたという。

　同紙は「ボヌッチはあと１年、契約が満了するまでユベントスでプレーして引退する予定だった。しかし、36歳のCBの居場所は、もうチームにはない」として、「もしユーロ2024のイタリア代表メンバー入りを狙うなら、セリエAの他のクラブでポジションをつかむ必要がある」と伝えている。 　2010～17シーズン、18～23シーズンと、計12年をユベントスで過ごしたボヌッチ。22－23シーズンには退団したジョルジョ・キエッリーニから腕章を引き継いだ重鎮だ。ただ、近年は怪我がちで、22－23シーズンの公式戦出場数はわずか17試合。ユベントスで出場試合数が20に届かなかったのは初めてだった。

　また同紙は、「ボヌッチに代わる新キャプテンはダニーロになる」と記し、さらに「（リーズにレンタル移籍していた）MFウェストン・マッケニーもチームの構想から外れている」と報じた。

　22－23シーズンにナポリでセリエA優勝を経験したジュントリFDが、着々とユベントスの陣容を整えている。

構成●THE DIGEST編集部

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