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「フルハシを納得させたのはファンの愛情」英メディアが残留の理由に言及。古橋自身は新シーズンへ「エキサイティングな時間が待っている」

THE DIGEST編集部

2023.07.25

セルティック残留を決めた古橋亨梧。(C)Getty Images

 セルティックは今月5日、日本代表FW古橋亨梧と2027年までの新契約を結んだことを発表した。入団2年目の昨シーズンはリーグ得点王に輝くなど結果を残し、他クラブへの移籍の噂も浮上したが、最終的にはセルティック残留を決意している。

 すでにクラブの象徴的存在ともいえる選手に成長し、サポーターからも絶大な人気を誇る古橋のその決断は、現地でいまも大きな反響を呼んでいると英メディア『Dailyrecord』が報じている。

 同メディアは、「トッテナムの新監督に就任したアンジェ・ポステコグルーによって、キョウゴ・フルハシがスパーズに引き抜かれるのではないかと、セルティックのファンは怯えていた」と、残留が決定するまでのファンの反応を振り返りつつ、「フルハシがセルティック残留を決めたのは、そのファンから示された愛情であり、チームが彼を強く必要としていたからだ」として、古橋とクラブ、そしてサポーターとの間にある信頼関係を記事の中で強調している。
 
 さらに、「セルティックが国内のトロフィーを総なめにした一方で、フルハシは個人賞を総なめにした。日本代表のストライカーである彼は、昨シーズンの34得点を上回るゴールを目指すと主張している」と綴っている。

 また、新監督に就任したブレンダン・ロジャースが、昨季まで主にサイドアタッカーの役割を担っていた前田大然を中央でプレーさせる意向であることも記しており、それについて同メディアは、「フルハシはチームに馴染んでいるものの、新体制では競争が必要なことも知っている」と指摘。「これからはエキサイティングな時間が待っている」という古橋本人によるポジティブなコメントも伝えている。

 置かれる立場は少しずつ変化しながらも、自らに課した目標を達成すべく、セルティックのストライカーは3年目のシーズンもゴールを狙い続ける。

構成●THE DIGEST編集部

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