アメリカに遠征し「Soccer Champions Tour 2023」に参加しているバルセロナの選手たちが、全員“通常モード”のトレーニングに復帰したようだ。

　現地時間７月22日、カリフォルニア州サンタクララで予定されていたユベントス戦は、バルサの選手たちがウイルス性胃腸炎に苦しんだことで中止になっていた。スペイン紙『マルカ』によると、14～15人が罹患したという。

　しかし、現地24日にロサンゼルスで実施された午前練習には遠征メンバーの全員が参加したと、クラブの公式サイトが伝えている。体調不良者がさらに増加する危険性もあったが、クラブは「日曜日（23日）の時点で新たな感染者は出ていない」と発表していた。

　このまま状況が変わらなければ、現地26日（19時30分キックオフ）、カリフォルニア州イングルウッドで開催されるアーセナル戦は、予定通り実施されそうだ。無事に行なわれれば、ファンの間でも注目度の高いこの一戦が、2023-24シーズンのバルサトップチームの“デビュー戦”となる。

　はたして、イルカイ・ギュンドアンやイニゴ・マルティネスらを加えた新生バルサは、カイ・ハベルツ、デクラン・ライスを加えてさらにパワーアップを遂げた強豪アーセナル相手に初陣を飾ることができるのか。ちなみにバルサはその後、現地29日（16時キックオフ）にダラスで大注目のレアル・マドリー戦、現地８月１日（20時キックオフ）にラスベガスでミラン戦を実施する予定だ。
  　バルサのアメリカ遠征メンバー32人は以下の通り。

GK
マルク＝アンドレ・テア・シュテーゲン
イニャキ・ペーニャ
アンデル・アストララガ※
DF
ロナルド・アラウホ
アンドレアス・クリステンセン
マルコス・アロンソ
ジュル・クンデ
アレックス・バルデ
イニゴ・マルティネス
エリク・ガルシア
クレマン・ラングレ
セルジーニョ・デスト
ミカ・ファイエ※
アレックス・バジェ※
フリアン・アラウホ※
MF
オリオル・ロメウ
イルカイ・ギュンドアン
ペドリ
フレンキー・デ・ヨング
セルジ・ロベルト
ガビ
フランク・ケシエ
マルク・カサード※
フェルミン・ロペス※
アレイシ・ガリード※
FW
ウスマンヌ・デンベレ
ロベルト・レバンドフスキ
アンス・ファティ
ラフィーニャ
フェラン・トーレス
アブデ・エザルズリ
ラミネ・ジャマル※
※下部組織登録の選手

構成●THE DIGEST編集部

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