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「彼に匹敵する選手が他にいたか?」南野拓実のリーグアン月間MVP受賞に多方面から賛辞! 昨季からの変貌ぶりに「幽霊か、双子か…」

THE DIGEST編集部

2023.09.21

8月の月間最優秀選手に選ばれた南野。絶好のシーズンの滑り出しを見せた。(C) Getty Images

 フランス・プロサッカー選手連盟(UNFP)は、8月のリーグアン月間最優秀選手にモナコの南野拓実が選出されたことを発表した。
 
 これは、選手やファンの投票による賞であり、2023-24シーズンが開幕した8月のリーグアン3試合で、南野は3得点・2アシストという好成績を挙げてチームの好発進に大貢献したことが高く評価され、日本人選手としては2006年1月にル・マンでクラブ史上初となる受賞を果たした松井大輔に次ぐ2人目の快挙を成し遂げた。

 UNFPは公式サイトで、「日本のスーパースターは今季、別の次元に進化した。タクミは8月にその才能を発揮。その印象的なパフォーマンスにより、モナコのエキセントリックな日本人アタッカーはUNFPトロフィーを獲得した。シーズン最初の月に激しい競争が展開された中で、彼は37%の得票率を記録。おめでとう、タクミ!」と綴り、SNSでも「モナコのアタッカーは8月、ただただ光り輝いていた」と賛辞を贈っている。

 モナコはSNSで「(受賞は)当然のこと」「タキに乾杯!」と投稿し、公式サイトでは「アンタッチャブルな南野が8月のUNFPトロフィーを獲得!」と伝え、「他の誰も成し得なかったこと」として、8月の「卓越したパフォーマンス」を詳しく言及。2ゴールを挙げたストラスブール戦でプロキャリア通算100得点目(公式戦)に達したことなどを紹介し、以下のように続けた。

「3つのゴールと2つのアシストを決めた彼は、リーグアンで最も決定的な選手として8月を締めくくった。5大リーグでも、彼はジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)と並んだ! 2試合でMVPに選ばれた彼は、モンペリエのムサ・アル・タマリとパリ・サンジェルマンのマヌエル・ウガルテを抑えてリーグの最優秀選手に選出された」

「(モナコにおいて)それまで最も直近に同賞を得て称賛されたのは、今年1月のウィサム・ベン・イェデルだった。稀に見る栄誉を手にし、非常に充実した形で最初の月のフィナーレを迎えた南野は、『L’EQUIPE』(フランスのスポーツ紙)の平均採点では「7.33」でトップに立ち、『WhoScored.com』の『月間ベストイレブン』に名を連ねた」
 
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クラブ専門サイトは「南野は明らかに別の選手になった」