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CLデビュー久保建英のリアルな評価は?「突然スイッチが入ったかのように、インテルの手を焼いた」伊メディアが採点!ラウタロとゾマーも高評価

THE DIGEST編集部

2023.09.22

伊メディアによる久保の採点はチーム3位タイの「6.5」だった。 (C)Getty Images

 9月20日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節、レアル・ソシエダ対インテルは1ー1のドローに終わった。ソシエダは開始4分にインテルの後方でのパス回しにプレッシャーをかけると、ボールを奪ったブライス・メンデスが左足で先制弾。インテルは終盤の87分にラウタロ・マルティネスのゴールで追いついて、敵地で勝点1を拾った。

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 伊メディア『TUTTOmercatoWEB』はこの一戦を採点し、両チームで最高の「7.5」を先制ゴールのメンデスに付けた。「両チームの中で最も奮起した選手。(インテルDFの)アレッサンドロ・バストーニからボールを奪い、最初のチャンスで相手GKヤン・ゾマーを打ち破った冷血なスペイン人。戦術的でプレーが素早く、インテルは長い時間苦しめられた」

 ソシエダで2番目に高い評価を受けたのが、「7」のアンデル・バレネチェアだった。「前半、インテルにとって最も危険な選手だった。ポスト直撃のシュートもあり、インテル守備陣の驚異となった。足りなかったのはゴールだけで、62分に万雷の拍手を受けて交代した」

 ソシエダの3位タイ評価「6.5」は、ミケル・メリーノ、ミケル・オジャルサバル、久保建英の3人だ。CLデビュー戦となった久保については、「突然スイッチが入ったかのようなプレーを見せ、インテルの手を焼いた。右足のクロスでル・ノルマンのゴールチャンスを作り出したが、チームメイトが無駄にしてしまった。後半、メッシ二世はプレーの激しさを増し、彼が交代で退くまでインテルは息を飲んだ」という寸評をつけている。
 
 一方のインテルで最高の点数「7」だったのが、同点ゴールを決めたエースのラウタロ・マルティネスと何本ものシュートを防いだゾマーだ。87分に同点弾を決めたキャプテンを「困難な時こそ、リーダーの出番がやってくる。イゴール・スベルディアに激しくマークされながらも、同点ゴールの機会を逃さなかった。荒波のなかに現われた救世主」と評価した。

 守護神のゾマーについては、「失点の場面は何の責任もない。後半にはオジャルサバルの至近距離からのヘディングシュートを奇跡的なセーブで止めた。勝点1を持ち帰ったインテルにおいて、拍手の多くはスイス人GKに送られるだろう」と伝えている。

 両チームで最低点の評価を受けたのは、失点の原因となったインテルのバストーニだった。「開始4分、ボールを銀のプレート皿に乗せてメンデスに提供。最悪のタイミングで間違った選択をしてしまった。残りの時間は、自ら落とした"自信の欠片"を拾い集めながら、なんとか立て直そうとした」として「4.5」の評価をつけた。

 ホームで勝利を逃したソシエダは第2節、アウェーでザルツブルクと対戦。一方のインテルは、昨シーズンのCL準々決勝でも戦った(2戦合計5ー3で勝利)ベンフィカをホームに迎える。

構成●THE DIGEST編集部

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