ラ・リーガは現地時間27日、９月のプレーヤー・オブ・ザ・マンス（月間MVP）の候補にノミネートされた５選手を発表した。

　バルセロナのロベルト・レバンドフスキ、レアル・マドリーのジュード・ベリンガム、アスレティック・ビルバオのイニャキ・ウィリアムス、ジローナのサビオとともに、レアル・ソシエダの久保建英が選出されている。

　久保は９月に実施された４試合（４～７節）のうち、コンディション面を考慮して温存された７節バレンシア戦以外の３試合に出場。４節のグラナダ戦では、ソシエダ移籍後初となる１試合２ゴールをマークし、５節のレアル・マドリー戦ではアンデル・バレネチェアの先制点をお膳立て。この試合ではオフサイドの判定に取り消されたものの、カットインから豪快にミドルシュートをゴールネットに突き刺してもいた。

　また、続く６節の古巣ヘタフェとの一戦でも久保は、試合開始から86秒後の電光石火の先制ゴールを決めており、今回はこの継続性のある活躍が認められてのノミネートとなった。30日には８節アスレティックとのバスク・ダービーに臨む予定だ。
  　今月だけで４ゴール・２アシストと急激に調子を上げてきたレバンドフスキ、４節のヘタフェ戦で劇的な逆転弾を決め、８月に続く連続受賞を狙うベリンガム、９月の４試合で２ゴール・３アシストを記録し、７節終了現在で首位に立つジローナの快進撃を支える19歳のブラジル人FWサビオ、そして５節から３試合連続でゴールを奪うなど、好調アスレティック（４位）を牽引するI・ウィリアムスと、“ライバル”は強敵揃いだが、はたして久保の初受賞はあるのか。

　ちなみに、ラ・リーガの月間MVPは『EA』の公式HPからだれでも投票ができる。投票は９月末日まで受け付けられている。

構成●THE DIGEST編集部

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