10月4日、埼玉スタジアム2002でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)第2戦、浦和レッズ対ハノイFC(ベトナム)の試合が行なわれる。
浦和は今年5月まで行なわれていた2022ACLで、クラブ史上3度目のアジア王者に登り詰め、今大会もプレーオフラウンドを勝ち抜き、本戦出場を決めた。そして、連覇の期待とともに迎えた9月20日の初戦、武漢三鎮(中国)戦では2度のリードを奪われながらも試合終了間際に追いつき2対2のドロー。相手の堅い守りを攻めあぐねる展開となった中、敵地での勝点1を手にした。
一方、アウェーでディフェンディングチャンピオンに挑むハノイFCは、ベトナムの国内トップリーグであるVリーグ優勝6度を誇り、ACLでは今回が初の本戦出場だ。しかし、ホームに浦項スティーラーズ(韓国)を迎えた初戦は2対4で敗れている。
苦しいスタートとなったとはいえ、続く2戦目は大会を3度制している浦和が相手とあり、試合が近づくにつれベトナム国内での注目度も高まっているようだ。当然、劣勢のゲームとの予想の中でも、初白星、勝点獲得への期待の声も伝えられている。
ベトナムニュースサイト『Báo Thanh Niên』は現地時間10月3日、ハノイFCの今大会2戦目を展望しており、対戦相手である浦和レッズの印象なども綴っている。
同メディアは「浦和レッズとの対戦はハノイFCにとって大きな挑戦だ。日本のクラブはJリーグタイトルの他、ACLでは2007年から現在まで3回の優勝を誇る」と記しており、格上相手であることを強調。
さらに「昨シーズンのACLでは、全北現代モータースや、アル・ヒラルなど多くの強豪チームを破って頂点に立った。技術的なプレーと規律に加えて、浦和にはアレクサンダー・ショルツ、ブライアン・リンセンといった外国人プレーヤーや、ヒロキ・サカイやアツキ・イトウといった代表選手を擁している」と選手層の厚さを評した。
また、敵地での戦いを見通す中で「今回の戦いでハノイFCは、浦和の息詰まるような圧力に耐えるために、戦術意識と集中力を強化しなければならない」と強い警戒心も覗かせている。
それでもトピックでは「サプライズを起こすことを期待」「ハノイは高い決意を持っている」と選手を後押しする。今大会初勝利を目指す浦和の2戦目とあって、日本のサッカーファンにとっても非常に興味深い一戦と言えるだろう。ベトナム王者のハノイFCがどんな戦いを見せるのか、非常に楽しみだ。
構成●THE DIGEST編集部
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浦和は今年5月まで行なわれていた2022ACLで、クラブ史上3度目のアジア王者に登り詰め、今大会もプレーオフラウンドを勝ち抜き、本戦出場を決めた。そして、連覇の期待とともに迎えた9月20日の初戦、武漢三鎮(中国)戦では2度のリードを奪われながらも試合終了間際に追いつき2対2のドロー。相手の堅い守りを攻めあぐねる展開となった中、敵地での勝点1を手にした。
一方、アウェーでディフェンディングチャンピオンに挑むハノイFCは、ベトナムの国内トップリーグであるVリーグ優勝6度を誇り、ACLでは今回が初の本戦出場だ。しかし、ホームに浦項スティーラーズ(韓国)を迎えた初戦は2対4で敗れている。
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ベトナムニュースサイト『Báo Thanh Niên』は現地時間10月3日、ハノイFCの今大会2戦目を展望しており、対戦相手である浦和レッズの印象なども綴っている。
同メディアは「浦和レッズとの対戦はハノイFCにとって大きな挑戦だ。日本のクラブはJリーグタイトルの他、ACLでは2007年から現在まで3回の優勝を誇る」と記しており、格上相手であることを強調。
さらに「昨シーズンのACLでは、全北現代モータースや、アル・ヒラルなど多くの強豪チームを破って頂点に立った。技術的なプレーと規律に加えて、浦和にはアレクサンダー・ショルツ、ブライアン・リンセンといった外国人プレーヤーや、ヒロキ・サカイやアツキ・イトウといった代表選手を擁している」と選手層の厚さを評した。
また、敵地での戦いを見通す中で「今回の戦いでハノイFCは、浦和の息詰まるような圧力に耐えるために、戦術意識と集中力を強化しなければならない」と強い警戒心も覗かせている。
それでもトピックでは「サプライズを起こすことを期待」「ハノイは高い決意を持っている」と選手を後押しする。今大会初勝利を目指す浦和の2戦目とあって、日本のサッカーファンにとっても非常に興味深い一戦と言えるだろう。ベトナム王者のハノイFCがどんな戦いを見せるのか、非常に楽しみだ。
構成●THE DIGEST編集部
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