久保建英のプレーは予測不能だ――。

　レッドブル・ザルツブルクのゲルハルト・ストルバー監督が、チャンピオンズリーグのレアル・ソシエダ戦（グループD２節）の前日会見で語った言葉だ。現地時間２日にスペイン紙『AS』が伝えている。

　ザルツブルク、ソシエダ、インテル・ミラノ、ベンフィカ・リスボンの４チームで構成されるグループDの第２節。初戦でベンフィカを２－０で退け、連勝を狙うザルツブルクの指揮官は、ソシエダの印象をこう語った。

「丁寧にボールを保持するスタイルのチーム。ラ・リーガでは素晴らしいパフォーマンスを披露しており、非常に安定しているように見える」
  　そのうえで「左右のウイングが特別な力を持っている」とも主張。「とくにタケ・クボが傑出している。彼は試合のあらゆる局面をコントロールし、そのドリブルは予測不能だ」と久保について言及している。

　久保は、３－０で勝利した９月30日のバスク・ダービー（アスレティック・ビルバオ戦）でも１ゴールを挙げ、今季通算５ゴールでラ・リーガの得点ランキングの２位に浮上するなど、３連勝中のチームともども好調を維持している。

　前節でインテルと引き分けたソシエダにとっては、アウェーとはいえ勝点３を持ち帰りたいところ。久保としてもチャンピオンズリーグ初ゴールが期待される注目の一戦は、日本時間４日の１時45分キックオフだ。

構成●THE DIGEST編集部

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