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アストン・ビラ戦は攻守両面で苦しんだ三笘薫、専門メディアによる第7節の「ワーストイレブン」入り…大敗の原因に「カイセド喪失」の影響を指摘する声も

THE DIGEST編集部

2023.10.04

アストン・ビラ戦では見せ場を作れず、ワーストイレブン入りした三笘。(C)Getty Images

アストン・ビラ戦では見せ場を作れず、ワーストイレブン入りした三笘。(C)Getty Images

 ブライトンは直近の2試合で連敗。現地時間9月27日に0-1でチェルシーの軍門に降ってカラバオカップ(リーグカップ)で早期(3回戦)敗退すると、その3日後にはプレミアリーグ第7節アストン・ビラ戦で1-6という大敗を喫している。

 2試合でわずか1得点という攻撃陣に対しては、当然というべきかどちらの試合でも低評価が下されており、三笘薫についても、アストン・ビラ戦では地元紙『The Argus』がチーム最低タイの「4」という低採点を与え、寸評も「先制された場面でマティ・キャッシュに打ち負かされた。サイドからのチャンスの創出にも失敗。厳しいイエローカードが提示され、彼のこの試合は終了した」と終始ネガティブな内容となった。

 クラブの専門メディア『WE ARE BRIGHTON.COM』も、キャッシュの先制点に繋がるクロスを止められなかったことに言及したが、こちらは「三笘は(本来キャッシュと対峙すべきだった)ペルビス・エストゥピニャンがどこに消えたのか、疑問に思ったかもしれない」とも記述。しかし、その他のプレーについては「とくに攻撃面でほとんど存在感がなかった」と酷評し、採点は「3.78」とさらに厳しい数字となった。
 
 ちなみに同メディアは、チェルシー戦での三笘については、採点を「5.67」とし、「試合が始まったばかりの時間帯は輝きを放っていたが、時間の経過とともに力を失っていった。カラバオカップよりも重要な試合が控えており、64分で交代させられたことに驚きはなかった」と評していた。

 攻守両面で厳しい指摘を受けた三笘は、サッカー専門メディア『Football365』によって「プレミアリーグ第7節のワーストイレブン」入り……。サッカーデータ専門メディア『WhoScored.com』による採点を基にしたこのネガティブなセレクトに際して、「三笘は土曜日、アストン・ビラ相手に20回もボールを失い、7回のドリブルのうち5回は阻まれた。さらに、全15回のデュエルにおいても、このウインガーは3回を除いて全てに敗れている」と、厳しいスタッツを紹介した。

 このワーストイレブンには、ブライトンからは三笘以外にも、GKジェイソン・スティール、CBルイス・ダンク、CBアダム・ウェブスター、左SBエストゥピニャン、FWエバン・ファーガソンの5人が名を連ねたが、やはり6失点ということで守備の選手が多くを占めている。
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