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海外サッカー

「日本のメッシ」久保建英と「小さなジダン」ベリンガム――ラ・リーガでいま最も勢いのある2人の若手に海外メディアが注目!

THE DIGEST編集部

2023.10.06

久保(左)とベリンガム(右)。彼らが共闘する日は訪れるのか。(C)Getty Images

久保(左)とベリンガム(右)。彼らが共闘する日は訪れるのか。(C)Getty Images

 今季、開幕から好調を維持しているレアル・ソシエダの久保建英。どの試合でも右ウイングとしてそのドリブルの能力で対峙するマーカーを翻弄し、鋭いラストパスで味方に多くのチャンスを提供する他、今季は自ら多くのゴールも決め、現時点で5得点と、リーガのゴールランキングで2位につけている。

 ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)、アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリー)というワールドクラスのストライカーと同じゴール数を記録するなど、まさにソシエダの攻撃のリーダーとして君臨している22歳は、各国メディアから注目の存在となっており、英国のスポーツ専門サイト『sportskeeda』などは、「現在のラ・リーガで最も好調な4選手」の3位に久保を選定し、その理由を以下のように綴っている。

「久保は今季、FWとして相手ゴール前で輝かしい活躍を見せており、そのプレーは効率的だ。この日本代表選手は先月、5試合(出場は4試合)で4ゴールを挙げ、レバンドフスキと並ぶ通算5得点でランキング2位につけている。22歳の若手選手は、攻撃面で非常に高いポテンシャルを持つ選手として常に評価されており、一貫性を保てれば、今季は多くの著名な攻撃選手たちを圧倒するかもしれない」
 
 ちなみに、このランキングに名を連ねているのは、4位にレアル・マドリーのFWホセル、2位にレバンドフスキ、そして1位はマドリーで加入1年目にして絶大な存在感を示し、得点ランキングでは6ゴールで首位を快走している20歳のイングランド代表MF、ジュード・ベリンガムだ。

 MFとしても、FWとしても見事な結果を残しており、同メディアから「おそらく欧州5大リーグで最も有望な新加入選手だ」「一貫性と創造性の融合体」と称賛されたベリンガムは、データ専門サイト『WhoScored.com』による「9月のラ・リーガ・ベストイレブン」でも最高平均採点(7.89)で選定されたが、ここで2番目の数値を記録したのが、「7.80」の久保だった。

 ともに、現時点ではラ・リーガを代表する若手選手として脚光を浴びている2人。ベリンガムに対しては、英国公共放送「BBC」が、スペイン・メディアの記事を引用して「小さなアルフレッド・ディ・ステファノ、小さなジネディーヌ・ジダン」「まるでディエゴ・マラドーナ」と、歴史的なレジェンドたちの名を用いて、この20歳の偉大さを表現している。
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