中国・杭州で開催されているアジア競技大会の男子サッカーは10月8日、決勝が行なわれ、オーバーエイジ選手を含むU-24代表の韓国がU-22代表で参加する日本を2-1で下し3連覇を達成した。日本は2010年大会以来2度目の優勝は成らなかった。
【画像】日本代表の最新メンバー26名をチェック! 日本は開始2分に、FW内野航太郎の得点で先制。しかし、その後は韓国の猛攻を受け、26分にチョン・ウヨンにヘディングで同点弾を叩き込まれる。さらに56分にはカウンターからペナルティエリア内に侵入され、最後はチョ・ヨンウクに流し込まれた。これが決勝点となった。
今回の日韓戦を開催国・中国のメディアも速報。ポータルサイト『捜狐』は「韓国が逆転劇で日本を破り、金メダルを獲得。メンバー全員が兵役を免除された」と伝えている。記事では、「両チームともアジアのトップチームだが、日本はチームの半数近くが大学生であるのは素晴らしいことだ」と称賛。イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)をはじめ海外組やオーバーエイジ選手も起用した韓国には総合力で劣るものの、それでも決勝まで勝ち上がった勝負強さに脱帽している。一方、優勝を至上命題にして臨んだ韓国には「韓国チーム全員の兵役免除、おめでとうございます」と祝福した。
また中国メディア『新浪体育』も、最強布陣の韓国に対し、U-22世代で挑んだ日本の育成力に注目。「怒涛の6連勝を果たしたのは、日本の選手層の厚さを示している」と賛辞を送る。対して韓国の優勝には「アジア大会で金メダルを獲得し、兵役免除という目標を達成した。兵役の必要がなくなるということで、この夜は盛大に祝う価値がある」と記し、大きな意味のある勝利であったと伝えた。
一方、今大会の中国代表はベスト8で敗退。『新郎体育』は「韓国に敗れてベスト4にも進めず、香港にも及ばない順位となった」と冷ややかだった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】北朝鮮の選手が日本の飲料水を強奪→殴るような"威嚇"(5分35秒~)
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