現地時間11月12日に行なわれたプレミアリーグ第12節で、ブライトンはシェフィールド・ユナイテッドに1-1で引き分け、連続未勝利が6試合に伸びた。
本拠地アメックス・スタジアムに昇格チームを迎えた「シーガルズ」は、開始6分にシモン・アディングラが左サイドからドリブルで突き進み、ファクンド・ブオナノッテとの壁パスでDFラインを抜け出してゴールという素晴らしい形で先制し、さらにその後も幾つかチャンスを創ったものの活かせず、69分にマフムド・ダフードが退場となって数的不利を負うと、74分に左サイドを破られて同点とされ、その後はスコアを動かせずに試合終了を迎えた。
それまで公式戦8試合連続でフル出場しており、その過多ぶりが指摘されていた三笘薫は、後半からの登場で2ゴールを挙げた6節ボーンマス戦以来のベンチスタートとなり、今回もハーフタイム明けからプレー。左サイドで幾度かチャンスを創った他、自らもシュートを放ったものの、勝利には結びつかなかった。
現地メディアの三笘に対する評価や報道を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は、10点満点の採点でチーム2番目タイ、そして交代選手では最高の「7」を日本人選手に与え、英国公共放送『BBC』は「ブライトンはハーフタイムに三笘とジョアン・ペドロを投入し、後半の早い段階で相手GKウェズリー・フォデリンガムにさらなる仕事を強いた」と伝え、視聴者による採点ではチーム9番目の「6.20」としている。
日刊紙『Daily Mail』は、アンス・ファティ(9)に次ぐチーム2番目タイの「7」を背番号22に付与。また、ブライトンの地元メディア『Sussex Express』による採点は及第点の「6」で、以下のようにネガティブな寸評を綴った。
「ハーフタイム明けに投入されたが、2得点を挙げて勝利に貢献したボーンマス戦と同じようなインパクトを残すことはできなかった。ニアポストでのシュートは、相手守護神に上手くセーブされ、ブライトンの失点の場面ではジェイドン・ボーグルに対し、あまりにもスペースを与えてしまった。現時点で、彼はあまり上手くいっていないようだ」
シェフィールド・Uの同点ゴールでは、右サイドを抜け出したボーグルが入れたクロスがアダム・ウェブスターのオウンゴールを誘発したが、このボーグルにパスが渡る際の三笘の対処に問題があったと、同メディアは指摘。なお、三笘自身も試合後に「失点の場面では、自分のミスもありました。本当に悔しいです」と語っている。
ブライトンのクラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「デ・ゼルビ監督は後半、少なくとももう1点が必要だと認識し、三笘とペドロを投入したが、これらの変更はブライトンを不安定にさせたようで、後半になると攻撃の際のチームの動きは明らかに停滞していた。三笘は試合の大半を、行き詰まったスペースへ走り込むことに費やした」と、こちらも総括はネガティブなものとなった。
ちなみに日刊紙『THE Sun』は、54分のプレーに言及し、「ブライトンは、三笘のクロスがジェイドン・ボーグルの腕に当たったと主張。PKか否かの確認には時間がかかったが、主審は最終的に(ハンドを認めずに)試合の続行を命じた」と記述。この件に加え、前述のダフードの退場処分もあり、ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後に「イングランドの審判の80%は好きでない」とのコメントを発し、不満を露にしている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】久保建英、痛恨のボール逸から失点も…CKから2得点を演出!
本拠地アメックス・スタジアムに昇格チームを迎えた「シーガルズ」は、開始6分にシモン・アディングラが左サイドからドリブルで突き進み、ファクンド・ブオナノッテとの壁パスでDFラインを抜け出してゴールという素晴らしい形で先制し、さらにその後も幾つかチャンスを創ったものの活かせず、69分にマフムド・ダフードが退場となって数的不利を負うと、74分に左サイドを破られて同点とされ、その後はスコアを動かせずに試合終了を迎えた。
それまで公式戦8試合連続でフル出場しており、その過多ぶりが指摘されていた三笘薫は、後半からの登場で2ゴールを挙げた6節ボーンマス戦以来のベンチスタートとなり、今回もハーフタイム明けからプレー。左サイドで幾度かチャンスを創った他、自らもシュートを放ったものの、勝利には結びつかなかった。
現地メディアの三笘に対する評価や報道を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は、10点満点の採点でチーム2番目タイ、そして交代選手では最高の「7」を日本人選手に与え、英国公共放送『BBC』は「ブライトンはハーフタイムに三笘とジョアン・ペドロを投入し、後半の早い段階で相手GKウェズリー・フォデリンガムにさらなる仕事を強いた」と伝え、視聴者による採点ではチーム9番目の「6.20」としている。
日刊紙『Daily Mail』は、アンス・ファティ(9)に次ぐチーム2番目タイの「7」を背番号22に付与。また、ブライトンの地元メディア『Sussex Express』による採点は及第点の「6」で、以下のようにネガティブな寸評を綴った。
「ハーフタイム明けに投入されたが、2得点を挙げて勝利に貢献したボーンマス戦と同じようなインパクトを残すことはできなかった。ニアポストでのシュートは、相手守護神に上手くセーブされ、ブライトンの失点の場面ではジェイドン・ボーグルに対し、あまりにもスペースを与えてしまった。現時点で、彼はあまり上手くいっていないようだ」
シェフィールド・Uの同点ゴールでは、右サイドを抜け出したボーグルが入れたクロスがアダム・ウェブスターのオウンゴールを誘発したが、このボーグルにパスが渡る際の三笘の対処に問題があったと、同メディアは指摘。なお、三笘自身も試合後に「失点の場面では、自分のミスもありました。本当に悔しいです」と語っている。
ブライトンのクラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「デ・ゼルビ監督は後半、少なくとももう1点が必要だと認識し、三笘とペドロを投入したが、これらの変更はブライトンを不安定にさせたようで、後半になると攻撃の際のチームの動きは明らかに停滞していた。三笘は試合の大半を、行き詰まったスペースへ走り込むことに費やした」と、こちらも総括はネガティブなものとなった。
ちなみに日刊紙『THE Sun』は、54分のプレーに言及し、「ブライトンは、三笘のクロスがジェイドン・ボーグルの腕に当たったと主張。PKか否かの確認には時間がかかったが、主審は最終的に(ハンドを認めずに)試合の続行を命じた」と記述。この件に加え、前述のダフードの退場処分もあり、ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後に「イングランドの審判の80%は好きでない」とのコメントを発し、不満を露にしている。
構成●THE DIGEST編集部
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