現地時間11月12日に行なわれたスコティッシュ・プレミアシップの第13節で、セルティックはアバディーンに6-0で大勝し、3連勝を飾って首位を独走している。
序盤から主導権を握り、開始6分でヤン・ヒョンジュンのヘッド弾で先制すると、16分にはマット・オライリーのクロスをニアで古橋亨梧が合わせて2点目。77分にはルイス・パルマがPKをゴール左隅に突き刺し、さらにアディショナルタイムにはデイビッド・ターンブルのミドル、オ・ヒョンギュのヘッド弾と独走ドリブル弾が次々に決まって、今季最多得点をマークした。
古橋は先制の場面、瞬間的にマーカーの前に出てニアでクロスに合わせるという、彼の良さを発揮しての至近距離弾で今季6点目(公式戦8点目)を挙げたが、49分に背後から突っ込んできた相手選手と頭部同士が強打して昏倒、間もなく立ち上がったものの、交代を余儀なくされている。
後に自身のSNSで、当時のことは何ひとつ憶えていないこと、しかし病院の検査では異常がなかったことを明らかにしたが、彼はこれにより、2026年ワールドカップ予選に臨む日本代表への参加を辞退することとなり、ブレンダン・ロジャース監督は「メディカルチームによれば、キョウゴは日本には戻らず、今後7日間は休養する予定だ」とコメントした。
日刊紙『THE SCOTTISH Sun』はこの場面について、「スロボダン・ルベジッチとの吐き気を催すような頭同士の衝突の後に、主審のウィリー・コラムが急いで医療チームを呼び寄せた時、キョウゴの安否が即座に懸念された。それはかなり悲惨な場面だったが、ストライカーが何とか自らの力でピッチを立ち去ることができたことで、周囲は安堵感に包まれた」と伝えている。
このようなアクシデントでプレーを終えることとなった古橋だが、セルティックの公式サイトは、この日の彼のプレーについては「ヤンの見事な縦パスでボックス内に進入したオライリーによる低いクロスを、ニアポストのキョウゴは冷静に押し込んだ」と得点場面を振り返った。
グラスゴーの地元メディアでは、『Glasgow World』は「8」の高採点を与え、寸評も「今季のプレミアシップにおける、日本人FWの最高のパフォーマンスのひとつ。スロボダン・ルベジッチとの頭同士の衝突によって交代を余儀なくされる前、新たに洗練されたフィニッシュを生み出した」と賛辞を贈っている。
一方、『Glasgow Live』は、「今回のアバディーン戦でもゴールを記録。シーズン序盤(第2節に)に敵地ピットドリーで決めたのに続いて、また新たに典型的な古橋のフィニッシュが見られた。不快なバッティングの後、交代を余儀なくされた」とゴールを称賛し、こちらも採点は「8」とした。
採点のみのメディアでは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』による10点満点の採点ではチーム2番目タイとなる「8」、一方の英国公共放送『BBC』の視聴者による採点ではチーム7番目の「7.06」、そして日刊紙『THE SCOTSMAN』はチーム最高タイの「8」を、それぞれ日本のストライカーに付与している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】久保建英、痛恨のボール逸から失点も…CKから2得点を演出!
序盤から主導権を握り、開始6分でヤン・ヒョンジュンのヘッド弾で先制すると、16分にはマット・オライリーのクロスをニアで古橋亨梧が合わせて2点目。77分にはルイス・パルマがPKをゴール左隅に突き刺し、さらにアディショナルタイムにはデイビッド・ターンブルのミドル、オ・ヒョンギュのヘッド弾と独走ドリブル弾が次々に決まって、今季最多得点をマークした。
古橋は先制の場面、瞬間的にマーカーの前に出てニアでクロスに合わせるという、彼の良さを発揮しての至近距離弾で今季6点目(公式戦8点目)を挙げたが、49分に背後から突っ込んできた相手選手と頭部同士が強打して昏倒、間もなく立ち上がったものの、交代を余儀なくされている。
後に自身のSNSで、当時のことは何ひとつ憶えていないこと、しかし病院の検査では異常がなかったことを明らかにしたが、彼はこれにより、2026年ワールドカップ予選に臨む日本代表への参加を辞退することとなり、ブレンダン・ロジャース監督は「メディカルチームによれば、キョウゴは日本には戻らず、今後7日間は休養する予定だ」とコメントした。
日刊紙『THE SCOTTISH Sun』はこの場面について、「スロボダン・ルベジッチとの吐き気を催すような頭同士の衝突の後に、主審のウィリー・コラムが急いで医療チームを呼び寄せた時、キョウゴの安否が即座に懸念された。それはかなり悲惨な場面だったが、ストライカーが何とか自らの力でピッチを立ち去ることができたことで、周囲は安堵感に包まれた」と伝えている。
このようなアクシデントでプレーを終えることとなった古橋だが、セルティックの公式サイトは、この日の彼のプレーについては「ヤンの見事な縦パスでボックス内に進入したオライリーによる低いクロスを、ニアポストのキョウゴは冷静に押し込んだ」と得点場面を振り返った。
グラスゴーの地元メディアでは、『Glasgow World』は「8」の高採点を与え、寸評も「今季のプレミアシップにおける、日本人FWの最高のパフォーマンスのひとつ。スロボダン・ルベジッチとの頭同士の衝突によって交代を余儀なくされる前、新たに洗練されたフィニッシュを生み出した」と賛辞を贈っている。
一方、『Glasgow Live』は、「今回のアバディーン戦でもゴールを記録。シーズン序盤(第2節に)に敵地ピットドリーで決めたのに続いて、また新たに典型的な古橋のフィニッシュが見られた。不快なバッティングの後、交代を余儀なくされた」とゴールを称賛し、こちらも採点は「8」とした。
採点のみのメディアでは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』による10点満点の採点ではチーム2番目タイとなる「8」、一方の英国公共放送『BBC』の視聴者による採点ではチーム7番目の「7.06」、そして日刊紙『THE SCOTSMAN』はチーム最高タイの「8」を、それぞれ日本のストライカーに付与している。
構成●THE DIGEST編集部
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