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「再び素晴らしいパフォーマンスを維持」 冨安健洋、ブレントフォード戦の守備で現地メディアから最高評価! アーセナルは首位に浮上!!

THE DIGEST編集部

2023.11.27

ブレントフォード戦でフル出場を果たした冨安。この日はとくに守備面でチームの勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間11月25日に行なわれたプレミアリーグ第13節で、アーセナルはブレントフォードを1-0で下し、首位に浮上した。

 敵地での一戦、主導権を握りながらもゴールがVAR検証で無効とされるなど、なかなか得点に至らなかった「ガンナーズ」だが、試合終了間際の89分にブカヨ・サカが右サイドから上げたクロスに、交代出場のカイ・ハバーツがファーサイドの角度のない位置から頭で合わせ、相手GKの股間を抜いての劇的決勝ゴール。これによりアーセナルは、2戦連続で引き分けた前節までの首位チーム、マンチェスター・シティを勝点で上回ることに成功した。

 冨安健洋は、日本代表としてシリア代表戦で75分間プレーしてから4日後のこのブレントフォード戦で、右SBとしてフル出場を飾り、1点差の試合で攻守に奮闘しながら勝利に貢献。試合後、彼は自身のSNSで「今日は大きな勝利! 素晴らしいチームのパフォーマンスでした」と、首位浮上に繋がる劇的な勝点3奪取を喜んだ。
 
 冨安に対する現地メディアの評価を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は、10点満点の採点で「7」を付与。これは、「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選定された左SBのオレクサンドル・ジンチェンコに対するものと同じで、最高タイの数字である。英国公共放送『BBC』の視聴者による採点ではチームで9番目だったものの、それでも「7.58」の高採点となっている。

 日刊紙『THE Sun』は、採点を及第点の「6」とし、「彼の高さは守備においては有用だったが、右SBに期待される攻撃的なサポートを、サカに提供できなかった。しかし、守備面では十分に安定しており、それが彼の主な仕事となった」と、攻撃面での物足りなさを強調した。なお、『Daily Mail』紙も同じく「6」をつけたが、こちらは最終ラインの4人の中では最低だった。
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「アーセナルがボールを持っている時には、ほとんど貢献しなかった」