現地時間12月6日に行なわれたコパ・デル・レイ(国王杯)2回戦で、レアル・ソシエダは4部のアンドラッチを1-0で下したが、ベンチスタートとなった久保建英は69分からピッチに立った。
格下相手の一戦、相手の積極性や慣れない人工芝に苦戦したソシエダは、56分にアンドレ・シウバがアルバロ・オドリオソラのリターンを受けてチーム加入後初得点を記録し、ようやくチームに先制点をもたらしたものの、勝利を決めるゴールを求めて終盤に入るところで一気に主力選手を投入。久保はそのひとりとして、右サイドからドリブルで仕掛け、自ら幾度もシュートを狙った。
現地メディアの報道では、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が「アンドラッチが非常に良いリアクションを示したことで、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、ミケル・メリノ、久保、ウマル・サディク、マルティン・スビメンディ、アリツ・エルストンドを投入し、再びチャンスを作り出そうとした。しかし、日本人選手はファーストタッチでのチャンスと、カウンターにおいて2度のシュートを外し、ナイジェリア人選手(サディク)もGKとの1対1を制することができなかった」と伝えている。
『AS.com』はアンドラッチの健闘ぶりを強調する記事の中で、久保については88分の好機の場面で「ペナルティーエリアにドリブルで侵入し、右足で強烈なシュートを見舞ったが、好セーブを連発した相手GKビセンテ・サバテルが、ここでも非常に素早い反応でこれを止めてみせた」と記述。また、別の記事では「最初にサディクが有利な状況で理解不能な失敗を犯し、久保も2度のチャンスで誤った決定を下し、アンドラッチに最後まで(勝ち上がりの)チャンスを残した」と、こちらはネガティブに報じた。
一方、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「(69分から77分の間に交代出場した)5選手の誰もが、チームのパフォーマンスを向上させたり、独自のクオリティーを発揮したりすることはできなかった。(中略)久保は2回のカウンターで明確なチャンスを得たが、いずれも非常に悪い終わり方だった」と綴り、そのプレーを「個人主義者」と表現して、「プレーの判断に致命的な誤りがあった」と酷評している。
『SPORT』紙は、「ソシエダは控え選手を動かし、(アンドラッチと同じくバレアレス諸島のクラブである)マジョルカでプレーしたことがある久保らを投入して、ホームチームの守備にプレッシャーをかけることを目指した。そして日本人のウィンガーは、試合を決定付けるための最良のチャンスを作り出した。しかし、ソシエダはこれを活かせず、延長戦を避けるために懸命に戦わなければならなかった」と、ポジティブな面も挙げた。
格下相手の一戦、相手の積極性や慣れない人工芝に苦戦したソシエダは、56分にアンドレ・シウバがアルバロ・オドリオソラのリターンを受けてチーム加入後初得点を記録し、ようやくチームに先制点をもたらしたものの、勝利を決めるゴールを求めて終盤に入るところで一気に主力選手を投入。久保はそのひとりとして、右サイドからドリブルで仕掛け、自ら幾度もシュートを狙った。
現地メディアの報道では、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が「アンドラッチが非常に良いリアクションを示したことで、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、ミケル・メリノ、久保、ウマル・サディク、マルティン・スビメンディ、アリツ・エルストンドを投入し、再びチャンスを作り出そうとした。しかし、日本人選手はファーストタッチでのチャンスと、カウンターにおいて2度のシュートを外し、ナイジェリア人選手(サディク)もGKとの1対1を制することができなかった」と伝えている。
『AS.com』はアンドラッチの健闘ぶりを強調する記事の中で、久保については88分の好機の場面で「ペナルティーエリアにドリブルで侵入し、右足で強烈なシュートを見舞ったが、好セーブを連発した相手GKビセンテ・サバテルが、ここでも非常に素早い反応でこれを止めてみせた」と記述。また、別の記事では「最初にサディクが有利な状況で理解不能な失敗を犯し、久保も2度のチャンスで誤った決定を下し、アンドラッチに最後まで(勝ち上がりの)チャンスを残した」と、こちらはネガティブに報じた。
一方、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「(69分から77分の間に交代出場した)5選手の誰もが、チームのパフォーマンスを向上させたり、独自のクオリティーを発揮したりすることはできなかった。(中略)久保は2回のカウンターで明確なチャンスを得たが、いずれも非常に悪い終わり方だった」と綴り、そのプレーを「個人主義者」と表現して、「プレーの判断に致命的な誤りがあった」と酷評している。
『SPORT』紙は、「ソシエダは控え選手を動かし、(アンドラッチと同じくバレアレス諸島のクラブである)マジョルカでプレーしたことがある久保らを投入して、ホームチームの守備にプレッシャーをかけることを目指した。そして日本人のウィンガーは、試合を決定付けるための最良のチャンスを作り出した。しかし、ソシエダはこれを活かせず、延長戦を避けるために懸命に戦わなければならなかった」と、ポジティブな面も挙げた。
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