続いて、バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』も「久保は個人プレーが目立ち、シュートを外し続け、３度のカウンターを無駄にした」と厳しく指摘。個別評価でも、「プレーの選択が上手くいかなかった。彼は常に、あまり自信も精度もないシュートを狙っていた。最後のカウンターアタックでは、ベナト・トゥリエンテスにパスが出せたにもかかわらず、それを選ばなかった」と振り返っている。
  　サッカー専門サイト『El Desmarque』は、10点満点の採点で「６」の及第点を久保に与え、「彼は得点から長い間遠ざかっており、それゆえにチームがチャンスを迎えた際に自分でゴールを狙おうとしたが、実際はより良い位置にいたトゥリエンテスにパスするべきだった」と、こちらも判断に誤りがあったことを指摘するも、「彼は攻撃に活気をもたらし、もう１つの良いチャンスも得た」と、評価すべき点にも言及した。

　最後に、アンドラッチの地元メディア『mallorcadiario.com』は、「試合終盤、観客が一斉に『できる！（＝勝てる！）』と叫ぶ中、ホームチームがサン・セバスティアンのチームを自陣に閉じ込めた。一方、ソシエダは久保がリードするカウンターで試合を決めるチャンスもあった」と綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】久保は後半途中から登場！アンドラッチvsソシエダ戦ハイライト