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「世界最高の選手になり得る」21歳日本人ドリブラーにリバプール専門メディア熱視線!「ブライトンより先に獲るべき」

THE DIGEST編集部

2023.12.17

U-22アルゼンチン戦でも存在感を見せた三戸。海外メディアも注目する存在だ。(C) Getty Images

 欧州メディアが若きサムライへ関心を寄せている。

 リバプールの情報を発信する専門サイト『Liverpool.com』が現地時間12月16日、アルビレックス新潟の三戸舜介の特集記事を掲載した。リバプールに対し、三戸の獲得を推奨する内容となっており、「世界最高の選手になる可能性を秘めたドリブルの持ち主」などと紹介している。
 
 現在21歳の三戸は、新潟では2021年の入団1年目より頭角を現わし、昨年は主力としてJ2優勝に貢献。3年目の今季は自身初となるJ1での戦いに臨み、31試合に出場し4得点を記録し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞も受賞するなど、飛躍の一年を送った。

 パリ五輪を目指すU-22日本代表にも選出されており、11月に行なわれたU-22アルゼンチン代表戦にも出場。5対2と大勝したゲームで存在感を発揮し、ドリブルなどのスキルが海外から高い評価を得ていた。

『Liverpool.com』は、「日出ずる国として知られる日本からは、さらに多くのスター選手が生まれ始めている」と日本サッカー界を称えるとともに、「最新の注目選手のひとり」として三戸を挙げている。同メディアは「両足に余裕を感じさせながらマーカーをすり抜ける独特のドリブルスタイルで際立っており、そのテクニカルな能力も成長を続けている」と評しており、他にも「常にゲームに影響を与えるだけでなく、適切な場面で強い決断力を発揮する」として、攻撃的プレーヤーとしての能力の高さを強調した。

 また、トピックの中では三笘薫が所属するブライトンがすでに三戸獲得に関心を寄せているとして、「ブライトンより先に獲得するべき」との主張も見られ、またU-22アルゼンチン戦でのパフォーマンスが海外メディアでリオネル・メッシにたとえられていたことなども紹介。他にも、武器であるドリブルが相手にとって大きな脅威であるとして「次のミトマ」と記すなど、21歳へ多くの称賛の言葉を並べている。

 加えて、同メディアは「プレミアリーグのフィジカルの強さにはまだ対応できていないとしても、ヨーロッパに向かう次の日本のスターになる兆しはある」と今後への期待を示しながら、「右サイドのモハメド・サラーの後継者になり得るだけでなく、ミトの万能性は複数の役割をこなせる」など、リバプール加入後のプレーへの見込みも綴っている。

 すでにドイツやベルギークラブからも関心を寄せられていると報じられるなど、海外のサッカー関係者より高く評価されている三戸。今季のJリーグを沸かせた、若きドリブラーの欧州移籍はそう遠くないのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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