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「ボーフムの素晴らしい祭りをスタートさせた」 浅野拓磨、今季3勝目に大貢献! 投げ込まれたチョコレートでの「エネルギー補給」も話題に

THE DIGEST編集部

2023.12.18

ウニオン・ベルリン戦で先制点を叩き込んだ浅野。(C)Getty Images

 12月16日に行なわれたブンデスリーガ第15節で、ボーフムはウニオン・ベルリンを3-0で撃破。ようやく今季3勝目を挙げたこのホームゲームで、浅野拓磨は先制ゴールを挙げた他、2点目の起点となるなどの貢献ぶりを見せた。

 前半アディショナルタイムにCKからゴール前に落ちたルーズボールを至近距離から豪快なダイレクトボレーで叩いてゴールネットに突き刺した背番号11は、さらに54分、速攻で左サイドを駆け上がるクリストファー・アントウィ=アジェイにスルーパスを通すことで、彼のクロスを受けたゴンサロ・パシエンシアのゴールを演出してみせた。

 得点絡みのプレー以外にもオーバーヘッドシュートを2度も繰り出すなど、幾度も見せ場を創った浅野は、今季苦しい戦いを続けているボーフムが初白星を挙げた10節ダルムシュタット戦(2-1)でチームの全得点を挙げて以来、再び決勝ゴールをマーク。試合後は自身のSNSで歓喜の場面の画像を公開するとともにチームの勝利を喜び、またボーフムの公式サイトを通して、以下のようにコメントを残している。
 
「我々はとても良い試合をしました。失点もしませんでした。私は常に、得点チャンスを窺っています。CKが良い形で入り、そのチャンスを活かせました。多くのスプリントで、自分がチームの助けになれるし、攻撃にとっても重要だと思います。また、2点目の前に見せたように、ボールを味方に繋ぐのも好きです。今日は、我々にとって本当に良い日でした。練習では、良いプレーもたくさんできていますが、試合になるととても難しくなります。しかし、今日は成功しました(後略)」

 今季通算6得点(公式戦)に達し、今季最後のホームゲームを勝利で飾るのに貢献した日本代表FWについて、ブンデスリーガ公式サイトは彼の得点場面を「精力的な選手である浅野が絶妙な位置に立ち、4メートルの距離からボールをダイレクトに叩き込んだ」、またチームの2点目を「GKマヌエル・リーマンの素晴らしいキックから始まり、浅野、アントウィ=アジェイ、そしてパシエンシアを経由して、ボールはたった10秒でウニオンのゴールネットに到達した」と、それぞれ伝えた。
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「美味しくなかった」チョコレートでエネルギー補給