アジアカップの歴史に新たな金字塔を刻んだ日本人が脚光を浴びている。
1月13日、カタールのアルラヤンで行なわれたサッカーのアジアカップ・グループBの初戦、オーストラリア対インド戦で日本の山下良美氏が主審を務めた。女性が同大会で主審を担当するのは史上初めての出来事。さらに、副審には坊薗真琴、手代木直美両審判員も入り、レフェリーはすべて女性日本人が担った。
森保ジャパンが史上最多5度目の優勝を狙うアジアカップに、山下氏が歴史的な第一歩を踏み出した。日本初の女性プロ審判員である同氏は、2022年のワールドカップ(W杯)カタール大会で女性マッチオフィシャル6人のうちの1人に選出され、グループステージ6試合で第4審判を担当。今大会もFIFA公認の女性審判員5人のなかに抜てきされた日本人である。
アジア最高峰の舞台でも、山下主審はそつのないレフェリングと、冷静なジャッジでゲームをコントロールした。試合はオーストラリアが2得点を奪い、インドを完封。大きなトラブルもなく試合を終えた日本の審判団は、互いの労をねぎらい静かにピッチを後にした。
この歴史的な瞬間は、意外なところでも注目を浴びている。五輪公式サイト『Olympics.com』は「アジアサッカー連盟(AFC)は、68年の長い歴史を誇るアジアカップで初の女性主審に日本人のヨシミ・ヤマシタを指名した。37歳の彼女は、その輝かしいキャリアにおいて、すでに多くの注目に値する成果を上げている」と記し、女性レフェリーとしてその豊富な実績を詳細に紹介している。
加えて、「彼女は2回のAFC女子アジアカップ(18年、22年)と、東京五輪でも女子サッカーの審判を務めた経験がある」と言及。国際的なビッグマッチを何度も裁いてきた経験を強調したうえで、「22年のAFCチャンピオンズリーグ、そして去年はJリーグで初の女性主審として日本サッカー界の歴史に名を残した」と称賛の言葉を並べ立てている。
海外から熱い視線が注がれた山下氏。AFCは15日、グループAの第2節カタール対タジキスタンの試合(日本時間17日)を日本の審判団が務めることを発表。主審は男性の木村博之氏、山下氏は第4審判員を担当する。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】アジアカップ史上初の”女性主審”を務めた山下良美さんの勇姿
1月13日、カタールのアルラヤンで行なわれたサッカーのアジアカップ・グループBの初戦、オーストラリア対インド戦で日本の山下良美氏が主審を務めた。女性が同大会で主審を担当するのは史上初めての出来事。さらに、副審には坊薗真琴、手代木直美両審判員も入り、レフェリーはすべて女性日本人が担った。
森保ジャパンが史上最多5度目の優勝を狙うアジアカップに、山下氏が歴史的な第一歩を踏み出した。日本初の女性プロ審判員である同氏は、2022年のワールドカップ(W杯)カタール大会で女性マッチオフィシャル6人のうちの1人に選出され、グループステージ6試合で第4審判を担当。今大会もFIFA公認の女性審判員5人のなかに抜てきされた日本人である。
アジア最高峰の舞台でも、山下主審はそつのないレフェリングと、冷静なジャッジでゲームをコントロールした。試合はオーストラリアが2得点を奪い、インドを完封。大きなトラブルもなく試合を終えた日本の審判団は、互いの労をねぎらい静かにピッチを後にした。
この歴史的な瞬間は、意外なところでも注目を浴びている。五輪公式サイト『Olympics.com』は「アジアサッカー連盟(AFC)は、68年の長い歴史を誇るアジアカップで初の女性主審に日本人のヨシミ・ヤマシタを指名した。37歳の彼女は、その輝かしいキャリアにおいて、すでに多くの注目に値する成果を上げている」と記し、女性レフェリーとしてその豊富な実績を詳細に紹介している。
加えて、「彼女は2回のAFC女子アジアカップ(18年、22年)と、東京五輪でも女子サッカーの審判を務めた経験がある」と言及。国際的なビッグマッチを何度も裁いてきた経験を強調したうえで、「22年のAFCチャンピオンズリーグ、そして去年はJリーグで初の女性主審として日本サッカー界の歴史に名を残した」と称賛の言葉を並べ立てている。
海外から熱い視線が注がれた山下氏。AFCは15日、グループAの第2節カタール対タジキスタンの試合(日本時間17日)を日本の審判団が務めることを発表。主審は男性の木村博之氏、山下氏は第4審判員を担当する。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】アジアカップ史上初の”女性主審”を務めた山下良美さんの勇姿
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