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海外サッカー

シャビのバルサ監督退任表明で後任人事に各国メディアが関心! 地元紙はクロップ就任を確実視し、ブラジルメディアは「候補10人」を選定

THE DIGEST編集部

2024.01.31

シャビの後釜はだれが担うのか。(C)Getty Images

シャビの後釜はだれが担うのか。(C)Getty Images

 リバプールのユルゲン・クロップ監督とほぼ時を同じくして、バルセロナのシャビ監督も今季限りでの退任を発表したことで、大きな話題となっている。

 現地時間1月27日に行なわれたラ・リーガ第22節でビジャレアルに3-5の敗北を喫した後、バルサのレジェンドである指揮官は「6月30日をもって退任する」と語り、「クラブにはダイナミックな変化が必要だ。ファンにとっても、選手たちのためにも。彼らは自分自身を解放していくべきだが、私たちは過度の緊張の中でプレーしている。理事会のためにも私は去った方がいいし、それまではベストを尽くす。そうすることで、ダイナミズムが変わると思う。これが私の伝えたいメッセージだ」と理由を明かした。

 2021年11月にカタールのアル・サッドから古巣バルサに指揮官として帰還し、ここまでリーガとスーペルコパをそれぞれ1回ずつ制している44歳は、2025年6月までの契約を残しているが、クロップ監督同様に「エネルギーが減ってきた」と語り、バルサを率いることの心身両面での負担の大きさを強調して、「このクラブにアレックス・ファーガソン(27年間マンチェスター・ユナイテッドを指揮)が現われることはあり得ない」と表現している。
 
「この立場になると、家族と過ごす時間が減ってしまい、彼らに苦労を強いてしまってきた。これ以上、私は利己的になることはできない。今後は休んで、子どもたちとの時間を過ごしたい」と退任後のことにも言及した彼は、たとえ残りのシーズンでラ・リーガとチャンピオンズリーグの両方を制したとしても、この決断を翻すことはないと断言した。

 クラブとして困難な時期に、大きな期待をかけられてチームの指揮を委ねられたレジェンドは、わずか3シーズン弱で去ることになったが、気になるのは彼の後任が誰になるかだ。さっそく、多くの候補の名前が各国メディアによって挙げられており、バルサの下部組織出身で、現在はアーセナルを率いるミケル・アルテタもそのひとりとされている。
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