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日本代表

「30歳の彼の頭と心に疲労はない」フィールドプレーヤーで唯一フル出場を続ける遠藤航。攻守のパフォーマンスに海外メディアから称賛の声!

THE DIGEST編集部

2024.02.02

日本のアジアカップ制覇に遠藤の活躍は不可欠だ。(C)Getty Images

日本のアジアカップ制覇に遠藤の活躍は不可欠だ。(C)Getty Images

 史上最多5度目の大会制覇は、この男の活躍にかかっているのだろうか。

 アジアカップでベスト8入りを果たした日本代表で、遠藤航の存在が注目されている。ここまでフィールドプレーヤーでは唯一4試合でフル出場を続けており、グループステージのイラク戦では、後半アディショナルタイムに一矢報いるゴールを決めている。

 これまで、2021年の東京オリンピックや2022年のカタール・ワールドカップでも主力として常時出場を続けており、今季からはイングランドの名門リバプールに加入した。代表とクラブでさまざまな経験を積み上げてきた30歳は、今大会でも中盤で高いプレゼンスを発揮。チームを牽引するここまでのパフォーマンスには、海外メディアからも称賛の声が送られている。

 リバプール専門メディア『Liverpool Echo』では、現地時間1月31日、バーレーン戦での遠藤の活躍を報じており、「リバプールでの短いキャリアを通してすでに見せてきたように、ワタル・エンドウは今日のアジアカップでも日本代表として輝きを放った」と評している。

 続けて「レッズの3番は、日本の攻撃を指揮する上で効果的であっただけでなく、中盤で守備を手助けする上でも効果的であった」と指摘。攻守での貢献を称えている。
 
 米スポーツサイト『ESPN』もバーレーン戦後、遠藤の特集記事を配信。「エンドウは先発し、アル・トゥマーマ・スタジアムで90分を戦った。これで彼は4試合連続でフル出場を果たしたことになる」と綴ったうえで、「とはいえ、30歳の彼の頭と心に疲労はない」として、意欲に満ちた日本代表キャプテンのコメントを掲載した。

「次の試合ではもっといいプレーができると思う。自分がチームのリーダーにならないといけない」

 また同メディアは、「エンドウと彼のチームメイトにとっての懸念は、直近のバーレーン戦で珍しく甘さが指摘されたバックラインを補強することだ。サムライブルーはベトナム、イラク、インドネシア、そして今回のバーレーンとの試合を通じて、まだクリーンシート(無失点)を達成していない」と、ここまでの試合内容に言及。その上で、遠藤自身が「90分間、100%の集中力でプレーしなければならない」と語ったことなども紹介している。

 決勝で敗れた前回大会の悔しさも知る遠藤。静かに闘志を燃やす背番号6が、日本を頂点に導く存在なのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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