海外サッカー

「能力不足、態度不良、改善の余地なし」解任された韓国代表“前”指揮官クリンスマンを地元紙が辛辣糾弾!「無能な在宅監督は必要ない」

THE DIGEST編集部

2024.02.16

2月14日に韓国代表の監督を解任されたクリンスマン。(C)Getty Images

 韓国サッカー協会は2月16日、韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督を解任すると発表した。クリンスマンは2023年2月27日に韓国代表の監督に就任。計17試合で指揮を執って9勝5分け3敗だった。24年1月~2月にカタールで開催されたアジアカップでは、準決勝まで駒を進めたが、ヨルダン代表に0ー2で敗れていた。

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 韓国紙『Sports Chosun』はクリンスマン監督の解任について、「能力と態度が国民の期待に及ばなかった。改善の余地もない」と断罪。日頃はアメリカの自宅に滞在し、試合に合わせて韓国に入国する「在宅遠隔指揮」をはじめ、戦術を選手に丸投げするスタイルなどを批判し、「"監督コスプレ"をするサッカーインフルエンサー」などとこき下ろした。
 
 クリンスマンの解任を発表する際、韓国サッカー協会のチョン・モンギュ会長は、「今回のアジアカップで期待に応えられず、多くの国民とサッカーファンを失望させて申し訳ない」と謝罪。「代表チームの運営と管理能力、勤務態度などで我々が期待したリーダーシップを見せることができなかった。監督としての能力や態度が国民の期待に及ばず、改善の余地もない」と、クリンスマンを解任した理由を語った。

 クリンスマンはアジアカップ準決勝でヨルダンに敗れた後に笑顔を見せ、韓国に戻った際にもファンの怒りに反して笑顔で「ベスト4は成功」と語り、特大の反感を買っていた。後任監督については決まり次第、発表される予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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