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アンカーで奮闘の遠藤航、リバプールの極上パフォーマンスを引き出したとして単独最高評価を与えるメディアも! マク・アリステルとの共存問題も解決!?

THE DIGEST編集部

2024.02.20

ブレントフォード戦で好パフォーマンスを見せ、リバプールの勝利に貢献した遠藤。チーム内での信頼度は高まるばかりだ。(C)Getty Images

 現地時間2月17日に行なわれたプレミアリーグ第25節で、リバプールはブレントフォードを4-1で下し、首位の座をキープしている。

 35分にディオゴ・ジョタの落としから独走したダルウィン・ヌニェスがループで先制点を挙げると、55分にはモハメド・サラーの狙いすましたラストパスを受けたアレクシス・マク・アリステルが巧みにマーカーをかわして加点。68分にもサラーが相手DFとGKを翻弄して3点目を挙げ、75分に1点を返されたものの、86分に守備陣を崩してのコディ・ガクポのゴールでダメを押した。

 快勝を飾った敵地での一戦で、遠藤航は今回もアンカーとしてフル出場。データ専門サイト『WhoScored.com』によれば、ボールタッチ91回(両チーム2番目)、シュート1本(枠外)、パス79本(最多)、空中戦3回(勝利2回)、タックル2回(成功1回)、クリア1回、インターセプト1回、ボールロスト1回、ファウル2回(67分に警告)というスタッツを記録した彼は、自身のSNSで「重要な勝利」とチームの勝点3獲得を喜んだ。
 
 現地メディアの報道では、日刊紙『THE Sun』は、「元シュツットガルトのスター選手が先発出場したプレミアリーグの試合では、まだリバプールは一度も負けていない」と伝え、「昨夏に1600万ポンド(約30億円)でリバプールと契約した遠藤は今季これまでのところ、チームのトップクラスの成功に、驚くほど重要な役割を果たしていることを示した」と称賛している。

 一方で同メディアは、遠藤が22分の攻撃時、右からのクロスに対してニアサイドで明らかにハンドを犯しているにもかかわらず、マイケル・オリバー主審が笛を吹くことなく、そのままプレーが続行されたことに注目し、「サッカーファンは信じられない気持ちになった」「1986年メキシコ・ワールドカップ(準々決勝イングランド戦)で悪名高き『神の手ゴール』を決めたディエゴ・マラドーナと比較する者もいた」と綴った。

『Mirror』紙は、直接遠藤には言及していないものの、このところ話題となっている中盤の起用について、「マク・アリステルは、前所属のブライトンのときよりも深い位置でしばしば起用されているが、幾つかの強制的な変更が彼の攻撃的な本能に良い兆候をもたらすかもしれない。この世界王者は、カーティス・ジョーンズの負傷でライアン・フラーヘンベルフとの交代を余儀なくされた後、前に押し上げられ、チームの2点目のゴールを挙げた」として、"最適解"が見つかったことを示唆している。
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現地メディアが10点満点の採点で単独最高の「8.5」を付与