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海外サッカー

「真のサムライのようなプレー」鎌田大地が新生ラツィオで存在感示す! 新指揮官も「私は彼のことが非常に好きだ」とポジティブな評価

THE DIGEST編集部

2024.04.01

久々のスタメン出場で存在感を見せつけた鎌田大地。(C)Getty Images

久々のスタメン出場で存在感を見せつけた鎌田大地。(C)Getty Images

 現地時間3月31日に行なわれたセリエA第30節で、ラツィオは後半アディショナルタイムのアダム・マルシッチの決勝ヘッド弾により強敵ユベントスを1-0で撃破。鎌田大地は19節ウディネーゼ戦以来となる先発出場で、存在感を示している。

 成績不振によって辞任したマウリツィオ・サッリの後任監督、イゴール・トゥドールの初陣となった本拠地オリンピコでの一戦、中盤の一角としてピッチで試合開始の笛を聞いた背番号6は、80分に交代でベンチに退くまで大いに試合に関与。それは、データ専門サイト『WhoScored.com』による、ボールタッチ97回(両チーム単独最多)、シュート2本(枠内1本)、パス83本(成功77本)、キーパス1本、タックル3回(全て成功)、インターセプト2回、ファウル2回というスタッツからも窺える。

 新指揮官から、「鎌田は重要なプレーを見せた。彼は黄金の少年。私は彼のことが非常に好きだ。選手たちのことを知るには、1週間は短い時間だが、私がいれば彼にはスペースがあると分かっている」(試合後の『DAZN』のインタビュー)と称賛され、今後のプレー機会の増加にも期待が持てる鎌田については、多くの現地メディアもポジティブな評価を下している。
 
 日刊紙『CORRIERE DELLA SERA』は、10点満点の採点で他の多くのチームメイト同様に「6」の及第点を鎌田に与え、「序盤は苦労したものの、その後はシーズン中の多くの不十分さを忘れさせた」とポジティブな記述。一方、『Il Giornale』紙も同採点で、以下のように鎌田のプレーを総括した。

「神経質で、少しファウルも多かったが、再び主役になりたいという意欲を示した。相手GKヴォイチェフ・シュチェスニーがミスを犯した際にゴールを決められなかったのは重大なことだが、ワンツーでのプレーは良かった。そして後半は自信を得て、進化を見せている」

 スポーツ紙『Corriere della Sport』は、「レジスタとして97回のボールタッチを記録し、マリオ・ヒラのようなプレーでビルドアップやプレーを推進し、真のサムライのようなプレースタイルを披露した。デュエルやボールの奪取など、様々なプレーをこなし、マッティア・ザッカーニへのロングパスも成功。このようなプレーを80分間続けた」として、「7」の高採点を付与している。
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