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冨安健洋の途中出場で「日本人対決」が実現! 橋岡大樹はオウンゴール献上で現地メディアの採点は最低点に…「厳しい夜となった」

THE DIGEST編集部

2024.04.05

プレミアリーグ31節では、冨安(左)と橋岡(右)の日本人対決が実現した。(C)Getty Images

 現地時間4月4日に行なわれたプレミアリーグ第31節アーセナル対ルートン・タウンは2-0で前者が制し、暫定ながら首位に浮上している。

 本拠地エミレーツでの一戦、「ガンナーズ」は24分にエミール・スミス・ロウのボール奪取からカイ・ハバーツ、マルティン・ウーデゴーのパスワークで相手守備陣を翻弄して先制ゴールを奪う。前半終了間際にもスミス・ロウが左サイドを突破してクロスを入れると、これに合わせようとしたリース・ネルソンをマークしていた橋岡大樹が、流れてきたボールに触れて自陣ゴールに押し込んでしまい、ホームチームはオウンゴールという形で2点目を挙げ、最後までこのリードを守り切った。

 橋岡は悪夢の大逆転負けを喫した17節ボーンマス戦(3-4)以来となる加入2試合目の先発出場となったが、今回も1失点目では相手のパスワークに振り回されてウーデゴーのシュートを阻止できず、2失点目では前述の通り、自ら自陣ゴールのネットを揺らしてしまうという苦い思いを味わう羽目となった。
 
 試合終了間際には自ら強烈なシュートを放つもゴールには至らなかった日本代表DFについて、英国公共放送「BBC」は「日本のDF橋岡は44分、スミス・ロウがペナルティーエリア内で広いスペースを与えられた後、ネルソンを止めようとした際に誤って自チームのGKトマ・カミンスキーを抜き去ってしまった」と、オウンゴールの場面を伝えている。

 日刊紙『The Guardian』は、「橋岡は、前半終了間際にさらなる苦しみを味わうこととなった。(中略)スミス・ロウのクロスはネルソンにとって強すぎたが、彼を追走していた橋岡が、残念ながら(ネルソンの代わりに)ゴールを決めてしまった」と、背番号27の受難のプレーを振り返った。

 ルートンの地元紙『Luton Today』は、「ハーフタイム直前に橋岡が不運なオウンゴールを決め、アウェーチームに登るべき山を与えた」と記述。一方、アメリカのスポーツ専門サイト『The Athletic』は、2点のリードを許した後に「オウンゴール後、橋岡自身も激怒しており、ルートンにとっては本当に長い夜になりそうだ」と綴っている。
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「冨安の復帰はガンナーズにとって大きな助けとなっている」