1981年から連載が始まり、日本のサッカー界だけでなく、世界中の多くのスター選手にも大きな影響を与えた漫画『キャプテン翼』が今年4月で終了することが決定したというニュースは、国外にも伝えられている。
多くの各国メディアがこれを報じたが、南米ペルーの日刊紙『El Comercio』もそのひとつであり、その記事の中で、作者の高橋陽一が主人公の「大空翼」を描く上で、日本を離れてブラジルでサッカーを学んだ「カズ」こと三浦知良をモデルにしたと記述(カズのブラジル渡航は1982年)。そして、彼が1986年にブラジルのサントスでプロデビューしてから、57歳になった現在も現役としてプレーし続けていることを紹介した。
2023年1月に55歳でポルトガル2部のオリベイレンセに加入し、現在は同クラブでの2シーズン目を過ごしている「カズ」。今季は国内リーグで4試合、カップ戦で1試合に出場している彼は、直近のリーグ6試合では連続してベンチ入りメンバーから外れているが、日々親子ほどに歳の離れたチームメイトたちとともに汗を流し、トレーニングをこなしているのは、それ自体が驚異的なことだと言えよう。
スポーツ専門サイト『SPORTS BRIEF』は、「サッカー選手の平均引退年齢」という記事で、ポジション別の平均引退年齢を検証。GKが40歳、DFが35歳、MFが33歳、FWが32歳ということで、常にフィジカル面の充実が必要とされる攻撃選手に比べれば、比較的、体力的な衰えを経験等でカバーできる守備陣(GKやCB)の選手寿命が長いことなどを解説している。
しかし、FWでもズラタン・イブラヒモビッチ、カリム・ベンゼマ(アル・イテハド)、ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)らのように、年齢を重ねるほどにパフォーマンスを向上させた例もあると指摘。そして、ここでも特異なケースとして、「現役最年長選手」であるカズを紹介。また、高齢で引退した選手として、ジャンルイジ・ブッフォン(45歳)、遠藤保仁(43歳)、ホアキン・サンチェス(41歳)らの名前を挙げた。
一方、英国のサッカー専門サイト『Planet Football』は、「2024年にまだプレーしていることが信じられないベテラン選手」をイレブン形式で選定。この合計年齢452歳のチームにおいて、当然ながら最年長としてカズは右ウイングで名を連ねている。その顔ぶれは以下の通りだ。
GK:ブラッド・グザン(39歳/アトランタ・ユナイテッド)
RB:ヘスス・ナバス(38歳/セビージャ)
CB:ペペ(41歳/ポルト)
CB:ジョゼ・フォンテ(40歳/ブラガ)
LB:クリスティアン・アンサルディ(37歳/パルマ)
CM:フェリペ・メロ(40歳/フルミネンセ)
CM:サンティ・カソルラ(39歳/レアル・オビエド)
CM:アンドレス・イニエスタ(39歳/エミレーツ・クラブ)
RW:三浦知良(57歳/オリベイレンセ)
CF:ロケ・サンタクルス(42歳/リベルタ)
LW:ルーカス・ポドルスキ(38歳/グールニク・ザブジェ)
同メディアは、カズについて「現役で活動している最も年長のプロサッカー選手であり、60歳の誕生日を迎えるまであとわずか3年。現在は横浜FCからのレンタルでオリベイレンセに在籍している彼は、2022年(鈴鹿在籍時)以来ゴールを挙げていないが、その年齢を考慮すれば、彼には寛容であるべきだ」と綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】カズ、オリベイレンセ今季初出場で決勝点呼び込む!
多くの各国メディアがこれを報じたが、南米ペルーの日刊紙『El Comercio』もそのひとつであり、その記事の中で、作者の高橋陽一が主人公の「大空翼」を描く上で、日本を離れてブラジルでサッカーを学んだ「カズ」こと三浦知良をモデルにしたと記述(カズのブラジル渡航は1982年)。そして、彼が1986年にブラジルのサントスでプロデビューしてから、57歳になった現在も現役としてプレーし続けていることを紹介した。
2023年1月に55歳でポルトガル2部のオリベイレンセに加入し、現在は同クラブでの2シーズン目を過ごしている「カズ」。今季は国内リーグで4試合、カップ戦で1試合に出場している彼は、直近のリーグ6試合では連続してベンチ入りメンバーから外れているが、日々親子ほどに歳の離れたチームメイトたちとともに汗を流し、トレーニングをこなしているのは、それ自体が驚異的なことだと言えよう。
スポーツ専門サイト『SPORTS BRIEF』は、「サッカー選手の平均引退年齢」という記事で、ポジション別の平均引退年齢を検証。GKが40歳、DFが35歳、MFが33歳、FWが32歳ということで、常にフィジカル面の充実が必要とされる攻撃選手に比べれば、比較的、体力的な衰えを経験等でカバーできる守備陣(GKやCB)の選手寿命が長いことなどを解説している。
しかし、FWでもズラタン・イブラヒモビッチ、カリム・ベンゼマ(アル・イテハド)、ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)らのように、年齢を重ねるほどにパフォーマンスを向上させた例もあると指摘。そして、ここでも特異なケースとして、「現役最年長選手」であるカズを紹介。また、高齢で引退した選手として、ジャンルイジ・ブッフォン(45歳)、遠藤保仁(43歳)、ホアキン・サンチェス(41歳)らの名前を挙げた。
一方、英国のサッカー専門サイト『Planet Football』は、「2024年にまだプレーしていることが信じられないベテラン選手」をイレブン形式で選定。この合計年齢452歳のチームにおいて、当然ながら最年長としてカズは右ウイングで名を連ねている。その顔ぶれは以下の通りだ。
GK:ブラッド・グザン(39歳/アトランタ・ユナイテッド)
RB:ヘスス・ナバス(38歳/セビージャ)
CB:ペペ(41歳/ポルト)
CB:ジョゼ・フォンテ(40歳/ブラガ)
LB:クリスティアン・アンサルディ(37歳/パルマ)
CM:フェリペ・メロ(40歳/フルミネンセ)
CM:サンティ・カソルラ(39歳/レアル・オビエド)
CM:アンドレス・イニエスタ(39歳/エミレーツ・クラブ)
RW:三浦知良(57歳/オリベイレンセ)
CF:ロケ・サンタクルス(42歳/リベルタ)
LW:ルーカス・ポドルスキ(38歳/グールニク・ザブジェ)
同メディアは、カズについて「現役で活動している最も年長のプロサッカー選手であり、60歳の誕生日を迎えるまであとわずか3年。現在は横浜FCからのレンタルでオリベイレンセに在籍している彼は、2022年(鈴鹿在籍時)以来ゴールを挙げていないが、その年齢を考慮すれば、彼には寛容であるべきだ」と綴っている。
構成●THE DIGEST編集部
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