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海外サッカー

マンU戦で69分間プレーの遠藤航に対する英国メディアの評価は厳しめ…「平均的なパフォーマンス」「ここ最近では最悪のプレー」

THE DIGEST編集部

2024.04.08

2試合ぶりにスタメン復帰の遠藤は69分までプレー。(C)Getty Images

2試合ぶりにスタメン復帰の遠藤は69分までプレー。(C)Getty Images

 現地時間4月7日に行なわれたプレミアリーグ第32節、リバプールはマンチェスター・ユナイテッドと2-2で引き分け、首位アーセナルと同勝点(71)で並んでいる。

 敵地での一戦、23分にセットプレーからルイス・ディアスの鮮やかなダイレクトボレーで先制した「レッズ」だったが、50分に自陣でのジャレル・クアンサーによるパスミスをブルーノ・フェルナンデスに奪われて同点とされ、67分にはコビー・メイヌーのゴラッソで逆転を許す。それでも、84分にヘーベイ・エリオットが倒されて得たPKをモハメド・サラーが決めて勝点1を獲得したが、多くのチャンスを創出しただけに、悔いの残る結果となった。

 前節シェフィールド・ユナイテッド戦ではピッチに立たなかった遠藤航は2戦ぶりにスタメン入り。定位置となったアンカーで69分までプレーした日本代表キャプテンは、ボールタッチ52回、パス43本(成功34本)、キーパス1本、ドリブル1回(成功1回)、タックル4回(成功2回)、インターセプト1回、空中戦2回(勝利1回)、ボールロスト2回、ドリブルで抜かれた回数2回というスタッツを記録している。
 
 自身がピッチ上にいる間にチームが2失点以上を喫したのはプレミアリーグでは初のこと(公式戦ではFAカップ準々決勝マンU戦以来)となったが、そんな背番号3に対する現地メディアの評価を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点で多くのチームメイト同様に及第点の「6」(チーム2番目タイ)を与えた。

 日刊紙『Daily Mail』も同採点で、寸評では「ライアン・フラフェンベルフより優先され、その決定は前半の45分間では正当化されたものの、リバプールが上手く機能していたはずのプランから逸れ始めると、遠藤の影響力も衰えた」と、後半についてはネガティブに評している。

『The Telegraph』紙は、「遠藤は相変わらず中盤で、よく頑張った。アレクシス・マク・アリステルと一緒に守備を固め、混乱が起こるまでチームを支えた。しかし、リバプールがコントロールを失ったことで、途中交代を強いられた」と、彼のプレーを振り返り、こちらも採点は「6」を付与した。
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