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海外サッカー

「ほぼ完璧なプレーだった」ジェノア戦、決勝アシストの鎌田大地に現地メディアから多くの賛辞! 一方で真逆の厳しい評価も…

THE DIGEST編集部

2024.04.21

ジェノア戦でアシストをマークし、勝利に貢献した鎌田。(C) Getty Images

ジェノア戦でアシストをマークし、勝利に貢献した鎌田。(C) Getty Images

 現地時間4月19日に行なわれたセリエA第33節で、ラツィオは1-0でジェノアを下し、6位に浮上している。

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 敵地ルイジ・フェッラリスでの一戦、攻勢に立って幾度か相手ゴールに迫るも得点には至らずにいたラツィオだったが、67分にようやくゴールが生まれる。鎌田大地が中盤で右サイドのフェリペ・アンデルソンにパスしてペナルティエリア内に侵入すると、ブラジル人選手から見事なリターンパスが渡り、これをマイナスに折り返したところをルイス・アルベルトが合わせてゴールネットを揺らしたのだった。

 貴重なゴールをお膳立てした鎌田は、中盤の一角として再三好機に絡み、守備でも奮闘を見せてフル出場。90分間で、ボールタッチ76回、シュート2本、パス63本(成功60本)、キーパス2本、ドリブル2回(成功2回)、インターセプト1回、そして両チーム最多となったタックル6回(成功4回)というスタッツを記録している(データ専門サイト『WhoScored.com』より)。

 鎌田は試合後、『Lazio Style Channel』のインタビューに「この勝利、とりわけチームの役に立ち、素晴らしい勝利をもたらすことができて満足しています。(イゴール・)トゥドール監督からの信頼を受けられていることも、もちろん嬉しいです。この瞬間が訪れるのを待ち続け、決して諦めませんでした。ラツィオで、より良いパフォーマンスを常に発揮できることを望んでいます」と応えた。

 そんな彼に対する現地メディアからの評価は、スポーツ紙『Corriere dello Sport』が10点満点の採点で及第点以上の「6.5」(チーム2番目タイ)を与え、「あまり充実した試合ではなかったように見えるが、アシストがそれを補ってくれた」と、ややネガティブな寸評を綴っている。
    
 ここまで厳しい鎌田に対しては評価が続いていた『Roma Today』紙は、「ついに素晴らしいプレーを披露。アシストだけでなく、ボールを追いかけ続け、デュエルにも勝利した」と賛辞を贈り、こちらも採点は「6.5」。対する『LEGGO』紙の採点は「5.5」止まりで、寸評も「指揮官の信頼を得ているものの、パフォーマンスはあまり良くなかった。L・アルベルトのゴールをアシストしたのは良かったが、他のプレーは十分満足のいくものではなかった」と厳しかった。
 
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