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セリエA優勝のインテル、名誉の“セコンダ・ステッラ”とともに手にする賞金総額は一体いくら? 日本企業からのボーナスも

THE DIGEST編集部

2024.04.25

宿敵ミランを2ー1で下したインテルが、通算20回目のスクデットを獲得した。(C) Alberto LINGRIA

 現地4月22日にセリエA第33節が行なわれ、首位のインテル・ミラノが2位の"宿敵"ACミランを2ー1で下し、3シーズンぶり20回目の優勝に輝いた。勝てばスクデットが決まる大一番のミラノ・ダービーで、先にネットを揺らしたのはインテルだった。18分、フェディリコ・ディマルコが蹴った左CKをバンジャマン・パバールがニアでフリック。このボールをフリーのフランチェスコ・アチェルビが頭で押し込んで先制した。
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 49分には、アレッサンドロ・バストーニのロングフィードをミランDFラインの裏で受けたマルキュス・テュラムが、ペナルティーエリアのライン付近からミドルを叩き込んで2ー0。インテルがミランを突き放した。80分にCKの流れからミランのフィカヨ・トモリにゴールを許して2ー1となったが、そのままインテルが逃げ切り。5試合を残して2023ー24シーズンの優勝を決めた。

 20回目のリーグ制覇を成し遂げたインテルは、来シーズンからユニホームに「セコンダ・ステッラ(2つ目の星)」を縫い付ける。10回の優勝でひとつの星を付けられるもので、セリエAでは優勝36回のユベントスが3つの星を付けている。優勝19回で並んでいた宿敵ミランよりも先にふたつ目の星を手にしたことは、インテルにとって大きな名誉だ。
 
 名誉の「セコンダ・ステッラ」を胸に付けるインテルには、一方で各方面から賞金が入ってくる。イタリア放送局『Sky Italia』によると、セリエAから約2000万ユーロ(約32億円)、テレビ放映権料として約1億ユーロ(約160億円)、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場によるUEFAからの収入が最低でも約5000万ユーロ(約80億円)あるという。

 さらに、スポンサーからのボーナスもある。胸スポンサーの『Paramount+』とは1100万ユーロ(約17億6000万円)の、ユニホームサプライヤーの『NIKE』とは年間2125万ユーロ(約34億円)の、ユニホームの背面スポンサー『U-POWER』とは年間1800万ユーロ(約28億8000万円)の固定報酬契約を結んでいるが、さらに優勝ボーナスが発生。日本企業の『KONAMI』をはじめ、『LeoVegas News』や『eBay』といった約30社のパートナー企業からの特別収入も見込まれる。

構成●THE DIGEST編集部

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