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「シーズンを良い形で締めくくった」最終戦フル出場の遠藤航に現地メディアは概ね高評価! クラブ専門サイトからは来季への厳しい見解も…

THE DIGEST編集部

2024.05.21

最終節でフル出場を果たし、チームの勝利に貢献した遠藤だが、新監督を迎える来季はアンカーの定位置を守れるのか。(C)Getty Images

 リバプールは現地時間5月19日に行なわれたプレミアリーグ最終節でウォルバーハンプトンを2-0で下し、勝点82の3位で全日程を終了した。このラストマッチでも遠藤航はフル出場を果たしている。

 2015年から続いたユルゲン・クロップ体制の有終の美を飾るために臨んだ本拠地アンフィールドでの一戦、定位置のアンカーとしてピッチに立った遠藤は、90分間でボールタッチ87回(全体2番目)、シュート1本(枠内)、パス73本(3番目/成功69本)、キーパス2本、ドリブル1回、タックル9回(成功3回)、ドリブルで抜かれた回数6回、ボールロスト1回、ファウル3回というスタッツを記録した。

 クラブは遠藤のプレーについて、「低いカーブシュートを放ち、相手GKジョゼ・サが手ではじき出した」と好機の場面に言及。そして、現地メディアの評価を見ると、まずスポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点でチーム2番目タイとなる「7」をこの背番号3に与えている。
 
 日刊紙『Daily mail』も同採点で、「月曜日はアストン・ビラ戦の途中で交代となり、そこからリバプールは主導権を失ったため、日本代表のキャプテンがいないのが痛手となっていた。そして、今回もまずまずの午後を過ごした」と、前節にさかのぼっての寸評を記述した。

 一方、サッカー専門サイト『90min』は「中盤での彼のフィジカルが、リバプールにウルブスを支配するための土台を与えた。さらに、ボールを奪われることもほとんどなかった」と、求められる仕事を果たしたことを伝えたうえで、こちらもチーム2番目タイとなる「7」の高採点となっている。
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遠藤の働きを評価しながらも、来季に向けては厳しい見解を示す